会計士が聞く!
決算早期化「現場の回答」
【第7回】
「“連結子会社との付き合い方”について聞きたい!」
石王丸公認会計士事務所
《登場人物紹介》
〈ベテラン経理のコバヤシさん〉
世界シェアトップの某メーカーで30年以上にわたり経理部に勤務。その間に会社は東証一部上場を達成。年々、開示制度の充実強化が図られる中で、5年間で13日の連結決算早期化を実現。
〈会計士〉
決算早期化の秘訣を知りたい公認会計士。といっても、そういうコンサルをしているわけではなく、単なる興味本位。
* * *
会計士
連結決算早期化のポイントは、やはり海外連結子会社をいかにコントロールするかというあたりにありそうですね。地理的に遠いのでコミュニケーションが難しくなりますし、時差の問題も出てきますから。
コバヤシさん
海外子会社の所在地によっては、本社と大きな時差がありますので、連結パッケージの提出日は「本社にデータが届いた日」にすることを、子会社と共有していましたよ。
会計士
なるほど。そうしないと、日本の親会社では、待てど暮らせど連結パッケージが届かないということになりかねませんからね。それで問い合わせのメールを出しても、返事は明日の朝まで来ないということになりそうじゃないですか。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。