公開日: 2024/05/16 (掲載号:No.569)
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街の税理士が「あれっ?」と思う税務の疑問点 【第7回】「自宅以外で亡くなった場合の小規模宅地等の特例の適用」~老人ホームの場合①~

筆者: 城東税務勉強会

街の税理士が「あれっ?」と思う

税務疑問点

【第7回】

「自宅以外で亡くなった場合の小規模宅地等の特例の適用」

~老人ホームの場合①~

 

城東税務勉強会
税理士 大塚 進一

 

問 題

父は政令に定められる老人ホームに入居し、要介護認定を受け、そのままその老人ホームで亡くなりました。母は父と同居(生計一)していましたが、父の老人ホーム入居時には死亡していました。父が老人ホーム入居直前まで居住していた建物はしばらく空き家でしたが、父の相続開始前に、従前より賃貸住宅に住んでいた生計別の長男が引っ越してきて居住しました。

上記において、その亡くなった父所有の建物と敷地を長男が相続し、それ以降も引き続き住んでいます。この場合、敷地は相続開始直前において父の居住の用に供されていた宅地等に当たり、特定居住用宅地等として小規模宅地等の特例は受けられますか。


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街の税理士が「あれっ?」と思う

税務疑問点

【第7回】

「自宅以外で亡くなった場合の小規模宅地等の特例の適用」

~老人ホームの場合①~

 

城東税務勉強会
税理士 大塚 進一

 

問 題

父は政令に定められる老人ホームに入居し、要介護認定を受け、そのままその老人ホームで亡くなりました。母は父と同居(生計一)していましたが、父の老人ホーム入居時には死亡していました。父が老人ホーム入居直前まで居住していた建物はしばらく空き家でしたが、父の相続開始前に、従前より賃貸住宅に住んでいた生計別の長男が引っ越してきて居住しました。

上記において、その亡くなった父所有の建物と敷地を長男が相続し、それ以降も引き続き住んでいます。この場合、敷地は相続開始直前において父の居住の用に供されていた宅地等に当たり、特定居住用宅地等として小規模宅地等の特例は受けられますか。

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連載目次

筆者紹介

城東税務勉強会

近畿税理士会所属の開業税理士で、日々の実務で生じる問題点を解決すべく、勉強会を開催し検討を行っています。

〔メンバー〕税理士 大塚進一、税理士 久保田真行、税理士 中田美和、税理士 村川儀晃

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