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老コンサルタントが出会った『問題の多い相続』のお話 【第5回】「特別寄与料制度は前途多難」~費用対効果を考えれば生前贈与か遺贈がベター?~

筆者:木山 順三

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老コンサルタントが出会った

『問題の多い相続』お話

【第5回】

「特別寄与料制度は前途多難」

~費用対効果を考えれば生前贈与か遺贈がベター?~

 

財務コンサルタント
木山 順三

 

〔民法改正で息子の嫁にも日が当たる?〕

平成30年に行われた民法改正によって、今年の7月から「特別寄与料の請求権」(民法1050条)が創設されます。

いわゆる従来は相続人にしか認められていなかった寄与者が、六親等内の血族および三親等内の姻族まで「特別寄与者」として認められ、一定の要件により、相続人に対して金銭の支払を請求できるようになりました。すなわち、同居内の義父母の介護をする息子の嫁にも日の目が当たることになったのです。

ただし、これですべてが解決とは言えず、これまで数多くの相続事例を目の当たりにしてきた筆者としては、かえって揉めごとが増える一因になるのでは・・・と懸念しています。

今回は、人様のお世話をする立場を他人と身内に分け、各々の利害関係者の心の内をそっと覗いてみたいと思います。


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連載目次

「老コンサルタントが出会った『問題の多い相続』のお話」

  • 【第1回】
    二次相続対策が進まない・・・
    ~自宅が小規模宅地特例不適用の危機に~
  • 【第2回】
    二次相続人が複雑!
    ~生前の妻の居宅売却がベストか否か?~
  • 【第3回】
    高齢者独居老人の悩み
    ~受遺者が海外在住。誰が遺産の後始末を?~
  • 【第4回】
    アメリカ在住の一人娘への生前贈与
    ~終活とインバウンドの恩恵~
  • 【第5回】
    特別寄与料制度は前途多難
    ~費用対効果を考えれば生前贈与か遺贈がベター?~
  • 【第6回】 6/27公開予定
    超高齢者の相続対策
    ~予備的遺言内容の遺言書は必要か~
  • 【第7回】 7/11公開予定
    自筆証書遺言の改正で公正証書遺言は不要になるか?
    ~過去の経験からの学び~
  • 【第8回】 8/8公開予定
    その相続対策、早計ではありませんか?
    ~相続増税と時代の流れで、変わる“優先順位”~
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筆者紹介

  • 木山 順三

    (きやま・じゅんぞう)

    木山財務コンサルタント事務所 代表
    一般財団法人 京都大学名誉教授 森下正明研究記念財団 監査員

    〈略歴〉

    ・1943年 大阪生まれ 大阪経済大学大学院 経営情報研究科修士課程修了

    ・1988年~1994年
    住友信託銀行 西宮、枚方、阿倍野橋支店長歴任

    ・1994年~2004年12月
    本店及びプライベートバンキング部にて理事・主管財務コンサルタントとして相続、遺言、資産運用、不動産の業務に従事

    ・2004年12月~2014年1月
    三井住友信託銀行株式会社 プライベートバンキング部 参与歴任

    ・2004年12月~2014年4月
    三井住友トラストウェルスパートナーズ株式会社 顧問歴任

    ・2013年9月~2018年3月
    大阪電気通信大学 金融経済学部 客員教授歴任

    NHK公開講座、ラジオNIKKEI等出演多数。ユーモアのある講演は好評。
    その他、韓国の大手銀行の依頼で「遺言信託業務」について教示のため渡韓等。

    【著書】
    ・『富裕者のための事例でわかる資産運用と相続対策』(清文社)
    ・『元気な間に親子で話す 役立つ相続事例集』(清文社)

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