《速報解説》
証券取引等監視委員会、平成30年度版の「開示検査事例集」を公表
~売上をめぐる不正会計等、最新7事例を追加~
税理士・公認不正検査士(CFE)
米澤 勝
証券取引等監視委員会事務局は、去る9月19日、「開示検査事例集」を公表した。
一昨年まで、「金融商品取引法における課徴金事例集~開示規制違反編~」という名称で公表されてきたものを、昨年10月の公表から、「課徴金納付命令勧告を行った事例だけでなく、さまざまな事例を積極的にご紹介することとした」ために名称を変更したと説明されている。
-目次-
《証券取引等監視委員会からのメッセージ》
Ⅰ 最近の開示検査の取組みについて
Ⅱ 最新の検査事例
Ⅲ 最新の事例の特色・傾向
Ⅳ 過去の検査事例
Ⅴ 審判手続の状況及び個別事例
Ⅵ 参考資料
本稿では、公表された「開示検査事例集(以下「事例集」と略称する)」のうち、最近の開示検査の動向を知るうえで参考になると思われるⅠからⅢまでを中心にその内容をご紹介したい。
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