《速報解説》
日本監査役協会、「監査役等と内部監査部門との連携について」を公表
~各社の連携の実態を踏まえた具体的な提言を示す~
税理士・公認不正検査士(CFE)
米澤 勝
公益財団法人日本監査役協会(以下「監査役協会」と略称する)監査法規委員会は、1月13日、「監査役等と内部監査部門との連携について」を、監査役協会会員会社に対するアンケート結果とともに公表した(以下、公表された文章を「本レポート」、添附されたアンケート集計結果を「本アンケート」と略称する)。
昨年11月24日に監査役協会会計委員会が公表した「会計不正防止における監査役等監査の提言-三様監査における連携の在り方を中心に-」と題された提言集に続くもので、「監査役制度への抜きがたい不信感が国内外で高くなっていたというのが、ここ数年の実情です」(※)と評されることもある監査役等の機能を、いかに高めていくかについて、監査役協会が危機感を持って取り組んでいる様子がうかがえる。
(※) 高桑幸一・加藤裕則編著『監査役の覚悟』(同文館出版、平成28年6月)
第2部「『監査役の覚悟』を考える」第4章「監査役は機能しているか-東芝事件・CGコードが投げ掛けるもの」(板垣隆夫、144頁)
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