公開日: 2014/10/30 (掲載号:No.92)
文字サイズ

交際費課税Q&A~ポイントを再確認~ 【第10回:2014年10月改訂】「法人税申告書[別表15]記載のポイント」

筆者: 新名 貴則

2013年10月3日公開分の改訂記事

2013年10月3日に公開した旧記事について、平成26年度税制改正に準じた改訂を行いました。

交際費課税Q&A

~ポイントを再確認~

【第10回:2014年10月改訂
(最終回)

「法人税申告書[別表15]記載のポイント」

 

公認会計士・税理士 新名 貴則

 

第10回では、平成26年度税制改正により様式に変更のあった法人税申告書別表15「交際費等の損金算入に関する明細書」を記載する際の留意点について解説する。

〈Q10〉 新しくなった「別表15」の記載のポイントは?

1 交際費課税の改正と別表15の様式変更

① 平成25年度税制改正後

[原則]

交際費は全額損金不算入

[一定の中小法人](※)

年間800万円までは全額損金算入

800万円を超える部分については全額損金不算入

(※) 資本金1億円以下の法人(資本金5億円以上の大法人の完全子会社を除く)

【中小法人の特例のイメージ】

② 平成26年度税制改正後
平成26年度税制改正における交際費課税の改正ポイントは次のとおりである。

中小法人の特例(年間800万円まで全額損金算入)の期限を2年間(平成28年3月31日までに開始する事業年度まで)延長

「接待飲食費の50%損金算入」の導入(中小法人では「年間800万円まで全額損金算入」との選択適用)

【接待飲食費の50%損金算入のイメージ】

これに伴い、法人税申告書別表15「交際費等の損金算入に関する明細書」の様式も変更されている。

平成26年4月1日以後終了事業年度分の別表15の様式は、次のとおりである。

この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。

プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。

2013年10月3日公開分の改訂記事

2013年10月3日に公開した旧記事について、平成26年度税制改正に準じた改訂を行いました。

交際費課税Q&A

~ポイントを再確認~

【第10回:2014年10月改訂
(最終回)

「法人税申告書[別表15]記載のポイント」

 

公認会計士・税理士 新名 貴則

 

第10回では、平成26年度税制改正により様式に変更のあった法人税申告書別表15「交際費等の損金算入に関する明細書」を記載する際の留意点について解説する。

〈Q10〉 新しくなった「別表15」の記載のポイントは?

1 交際費課税の改正と別表15の様式変更

① 平成25年度税制改正後

[原則]

交際費は全額損金不算入

[一定の中小法人](※)

年間800万円までは全額損金算入

800万円を超える部分については全額損金不算入

(※) 資本金1億円以下の法人(資本金5億円以上の大法人の完全子会社を除く)

【中小法人の特例のイメージ】

② 平成26年度税制改正後
平成26年度税制改正における交際費課税の改正ポイントは次のとおりである。

中小法人の特例(年間800万円まで全額損金算入)の期限を2年間(平成28年3月31日までに開始する事業年度まで)延長

「接待飲食費の50%損金算入」の導入(中小法人では「年間800万円まで全額損金算入」との選択適用)

【接待飲食費の50%損金算入のイメージ】

これに伴い、法人税申告書別表15「交際費等の損金算入に関する明細書」の様式も変更されている。

平成26年4月1日以後終了事業年度分の別表15の様式は、次のとおりである。

この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。

プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。

連載目次

筆者紹介

新名 貴則

(しんみょう・たかのり)

公認会計士・税理士

京都大学経済学部卒。愛媛県松山市出身。
朝日監査法人(現:有限責任あずさ監査法人)にて、主に会計監査と内部統制構築に従事。
日本マネジメント税理士法人にて、個人商店から上場企業まで幅広く顧問先を担当。またM&Aや監査法人対応などのアドバイスも行う。
平成24年10月1日より新名公認会計士・税理士事務所代表。

【著書】
・『新版 退職金をめぐる税務』(清文社)
・『Q&Aでわかる 監査法人対応のコツ』
・『現場の疑問に答える 税効果会計の基本Q&A』
・『148の事例から見た是否認事項の判断ポイント』(共著)
・『消費税申告の実務』(共著)
(以上、税務経理協会)

記事検索

メルマガ

メールマガジン購読をご希望の方は以下に登録してください。

#
#