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M&Aに必要なデューデリジェンスの基本と実務-財務・税務編- 【第28回】「収益性の分析(その2)」

対象会社の内部管理体制によるが、自社の売上高の季節的変動を十分に理解している経営者は、意外と少ない。よって、売上高等の月次推移分析を行うことで季節的変動を把握し、同時に「前年同月比」という比較をすることが重要である。

#No. 324(掲載号)
# 松澤 公貴
2019/06/27

日本の企業税制 【第68回】「経済の電子化に伴う課税上の課題への対応」

去る6月8日から9日にかけて福岡で開催された「G20財務大臣・中央銀行総裁会議」の声明で、デジタルエコノミーの課税上の課題への対応について次のように述べられた。

#No. 323(掲載号)
# 小畑 良晴
2019/06/20

「教育資金」及び「結婚・子育て資金」の一括贈与非課税措置に係る平成31年度税制改正のポイント【後編】

直系尊属から結婚・子育て資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度(以下、結婚・子育て資金の一括贈与の非課税措置)は、平成27年度税制改正において、平成31年3月31日までの時限措置として創設された。そして、教育資金の一括贈与の非課税措置と同じく平成31年度税制改正で、格差の固定化につながらないよう一部見直しのうえ、適用期限が2年延長された。

#No. 323(掲載号)
# 日野 有裕
2019/06/20

〈ポイント解説〉役員報酬の税務 【第3回】「代表取締役に対する不相当高額給与の指摘」

私は株式会社の代表取締役であり、ライバル企業の社長よりも遥かに高額の役員給与を設定しました。手続としては、株主総会にて総額のみ定め、その内訳は取締役会にて定めており、株主総会・取締役会共に瑕疵なく決議を行っています。
法人の代表者であれば、勤務実態もあり、いわゆる過大役員給与として課税庁から指摘されることはないと聞いていますが、何か注意する点はありますか。

#No. 323(掲載号)
# 中尾 隼大
2019/06/20

相続税の実務問答 【第36回】「遺留分減殺請求を受けた場合の更正の請求」

私は、平成25年2月15日に亡くなった叔父から、叔父が所有していた財産のうち主要な財産であったS市の土地・建物、T市の土地及び銀行預金の遺贈を受けましたので、期限内に相続税の申告及び納付を済ませました。
ところが、今年の2月4日になって、突然、叔父の唯一の相続人で長らく音信不通であった長男甲から遺留分の減殺請求を受けました。甲は、最近まで私が叔父の財産の遺贈を受けていたことを知らなかったようです。
その後、2人で協議を行い、私が遺贈により取得した財産のうち、T市の土地と銀行預金の一部を甲に引き渡すことになり、3月18日にその旨を記載した覚書を作成し、この覚書に基づき、4月22日にT市の土地を甲の名義とする所有権移転登記が完了しました。
この結果、私が、叔父から取得した財産が減ったことになりますので、既に納付した相続税は納め過ぎだったことになりますが、この納め過ぎとなった相続税の還付を受けることができるのでしょうか。還付を受けられるとすれば、どのような手続きが必要でしょうか。

#No. 323(掲載号)
# 梶野 研二
2019/06/20

基礎から身につく組織再編税制 【第5回】「合併の概要」

今回は組織再編税制における「合併」の基本的な考え方について解説します。
合併とは、会社同士が契約によって1つの会社になることをいい、「吸収合併」と「新設合併」があります。

#No. 323(掲載号)
# 川瀬 裕太
2019/06/20

企業経営とメンタルアカウンティング~管理会計で紐解く“ココロの会計”~ 【第15回】「選択は提案方法で変わる」

パソコンにソフトをインストールするときやパソコンの設定を変更する時など、『通常の設定(推奨)』と『カスタム設定』を選べるシーンがよくありますね。たいていの場合、『通常の設定(推奨)』にすでにチェックが入っているので、それをそのまま選ぶ方が多いはずです。

#No. 323(掲載号)
# 石王丸 香菜子
2019/06/20

企業結合会計を学ぶ 【第19回】「共同支配企業の形成の判定」

【第1回】で解説したように、企業結合の分類には、①取得、②共同支配企業の形成、③共通支配下の取引があるが、今回は、共同支配企業の形成の判定について解説する。
結合分離適用指針では、付録として、「〔フローチャート〕 共同支配企業の形成の判定(第175項関係)」があるので、判定に際して利用することが考えられる。
なお、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

#No. 323(掲載号)
# 阿部 光成
2019/06/20

酒井克彦の〈深読み◆租税法〉 【第77回】「日本標準産業分類から読み解く租税法解釈(その2)」

租税法の解釈論において、日本標準産業分類に従った解釈を展開すべきか否かについて争われた事例は少なくない。この点が極めて重要な論点とされた事例については後述するとし、以下では、まず簡単にいくつかの事例を概観することにしたい。

#No. 322(掲載号)
# 酒井 克彦
2019/06/13

谷口教授と学ぶ「税法の基礎理論」 【第13回】「租税法律主義と実質主義との相克」-税法の目的論的解釈の過形成④-

これまで税法の目的論的解釈の過形成として検討してきたのは、租税法規の趣旨・目的の法規範化論(第7回)や租税法規の趣旨・目的の措定論(前回)であったが、今回は、馬券払戻金(いわゆる競馬所得)の所得区分が争われた競馬事件を素材にして、文理解釈の「潜脱」による目的論的解釈の過形成を検討することにする。

#No. 322(掲載号)
# 谷口 勢津夫
2019/06/13
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