空き家をめぐる法律問題 【事例57】「避難のため自宅を空き家にする場合の法的問題」
最大震度7の地震が発生し、自宅の瓦やブロック塀に被害が出ています。また、建物も傾いて倒壊の危険性があります。避難生活のため、自宅を空き家にすることになりますが、この場合にどのような問題がありますか。
また、隣人も避難しているようですが、隣家の瓦やブロック塀が自宅に向かって倒れてくる可能性があります。隣人に対して、どのような請求ができるでしょうか。
電子書類の法律実務Q&A 【第15回】「契約書に「契約解除は書面による」と記載されている場合、メールで契約解除できるか」
事業者間の取引で、契約書に「契約解除は書面による」と記載されている場合、書面で契約解除しなければ、契約解除は無効でしょうか。メールで契約解除をすることは、できないでしょうか。
また、事業者間の取引で、契約解除などの意思表示の方法を契約書で決める場合の注意点を教えてください。
〈一問一答〉副業・兼業に関する担当者のギモン 【第8回】「副業・兼業を理由とする時間外労働・配置転換の拒否」
当社では、就業規則において、従業員の副業・兼業を原則容認しています。
当社の所定労働時間は午前9時から午後6時までの8時間となっていますが、繁忙期のため、従業員に午後6時以降の残業を指示したところ、副業があることを理由に残業を拒否されてしまいました。会社が副業・兼業を容認している以上、このような場合に、残業を命じることはできないのでしょうか。
また、副業・兼業を理由に転勤を伴う配転命令を拒否されたような場合はどうでしょうか。
給与計算の質問箱 【第49回】「割増賃金の計算の基礎となる賃金から除外できるもの」
従業員A、B、Cは3人とも10時間残業をしました。それぞれの残業代の計算についてご教示ください。なお、給与計算に関する情報は以下のとおりです。
税理士が知っておきたい不動産鑑定評価の常識 【第49回】「減価の査定にそれなりの判断を伴う土地(その3)」~対象地のなかに道路拡幅予定地が含まれている場合~
鑑定評価の対象地のなかに将来の道路拡幅予定地が含まれている場合があります。これは自治体が策定する都市計画において事業予定地として組み込まれた(=都市計画決定された)ものであり、将来、自治体による用地買収が行われる土地です。
今回は、このようなケースについて鑑定評価の拠り所となっている考え方を解説します。
《税理士のための》登記情報分析術 【第8回】「登記申請の仕方」
司法書士に登記を依頼すると、様々な書類を顧客から取り付けているのを目にすることがあると思う。税理士としても登記申請はどのように行うのか、どのような書類が必要になるのかを知っておくと顧客への案内をスムーズに行うことができる。
〈Q&A〉税理士のための成年後見実務 【第2回】「支援者側からみた後見・保佐・補助の違い」
法定後見制度の類型として、後見、保佐、補助の3種類があることは知っていますが、成年後見人等の支援者の立場からはどのような違いがあるのでしょうか。
税理士事務所の労務管理Q&A 【第17回】「休日労働と代休、休日の振替」
法定休日に労働した場合は、35%以上の割増賃金を支払わなければなりません。
休日労働について代休付与や休日の振替で対応している事業所もあります。今回は、休日労働と代休や休日の振替との関係について解説します。
〈一問一答〉副業・兼業に関する担当者のギモン 【第7回】「副業・兼業と従業員の健康管理」
従業員が副業・兼業に従事した結果、本業を合わせた労働時間が長時間となり、これに起因して従業員が健康を害したり、あるいは死亡に至ったりしたような場合、本業先の企業も責任を問われることがあるのでしょうか。