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[〈税理士が知っておきたい〉中間試案からみる]改正民法・不動産登記法等のポイント 【前編】

民法・不動産登記法部会第11回会議(令和元年12月3日開催)において、「民法・不動産登記法(所有者不明土地関係)等の改正に関する中間試案」が取りまとめられました。
この「民法・不動産登記法(所有者不明土地関係)等の改正に関する中間試案」は、令和2年1月10日から同年3月10日までの期間に国民から意見や情報を募集するためパブリックコメント手続に付されていました。
民法・不動産登記法(所有者不明土地関係)等の改正が実際になされた場合、税理士の職務にも大きく影響を与えると予想されます。

#No. 366(掲載号)
# 丸山 洋一郎
2020/04/23

事例で検証する最新コンプライアンス問題 【第17回】「保険の不適正募集-経営陣が不祥事を把握できなかった理由」

2018年4月24日、NHKの「クローズアップ現代+」が郵便局員による保険の不適正募集の問題を取り上げた。その後、2019年6月24日の朝日新聞の記事を経て多くの報道がなされ、不適正募集の問題が明らかとなった。
金融庁は、2019年9月11日、K生命とN郵便に立入検査し、12月27 日、保険業法に基づいて3ヶ月間の業務停止命令を出した。親会社のN郵政にも業務改善命令を出した。
K生命とN郵便で生じた保険の不適正募集の問題は、2020年1月5日に至って、親会社のN郵政を含め3社の社長が揃って辞任する結果となった。

#No. 366(掲載号)
# 原 正雄
2020/04/23

〔新型コロナウイルスの感染拡大に伴う〕中小企業の資金繰り支援策の紹介とポイント

新型コロナウイルスの感染が拡大し、4月7日には緊急事態宣言が発令された。外出の自粛等により経済が停滞し、中小企業の資金繰りは急速に悪化している。政府もそのような状況に対応すべく、様々な資金繰り支援措置を公表している。
本稿では、資金繰り支援措置のうち中小企業に関連するものを取り上げ、支援措置の内容や対象事業者、適用要件等について解説を行う。なお、本稿は4月7日に公表された緊急経済対策の支援内容に基づいており、令和2年度の補正予算の成立を前提としているもの等も含まれている。今後、措置の内容が変更される可能性もあることにご留意いただきたい。

#No. 366(掲載号)
# 篠藤 敦子
2020/04/23

〔検証〕適時開示からみた企業実態 【事例46】株式会社島忠「新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う臨時休業及びテナント事業者支援についてのお知らせ」(2020.4.9)

今回取り上げる適時開示は、株式会社島忠(以下、「島忠」という)が2020年4月9日に開示した「新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う臨時休業及びテナント事業者支援についてのお知らせ」である。同社は、同日、「当社全従業員に対する、特別支援金の支給決定に関するお知らせ」も併せて開示している。
2020年4月7日に政府から緊急事態宣言が出され、その影響やそれへの対応に関する開示が数多くなされているが、今回取り上げる開示も、緊急事態宣言への対応に関するものである。

#No. 366(掲載号)
# 鈴木 広樹
2020/04/23

給与計算の質問箱 【第4回】「社会保険の料率の変更」

今月から新年度(令和2年度)になりますが、各種社会保険の料率は変更されるのでしょうか。

#No. 365(掲載号)
# 上前 剛
2020/04/16

〈Q&A〉消費税転嫁対策特措法・下請法のポイント 【第1回】「消費税転嫁対策特措法・下請法の概要と異同」

本連載は、施行されて7年弱となる「消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法」(以下「消費税転嫁対策特措法」という)が禁止する消費税転嫁拒否等の行為と、「下請代金支払遅延等防止法」(以下「下請法」という)による規制の異同について、両法律が重なり合う範囲に絞ってQ&A方式で横断的に解説し、両法律の内容やこれらを遵守するために留意すべきポイントを、読者の皆様にご理解いただくことを目指すものである。

#No. 365(掲載号)
# 大東 泰雄、 福塚 侑也
2020/04/16

税理士が知っておきたい不動産鑑定評価の常識 【第4回】「鑑定評価に登場する価格形成要因と相続税の財産評価との関係」

鑑定評価では、不動産の価格に影響を及ぼす様々な要因のことを「価格形成要因」と呼んでいます。
税理士の皆様のなかには、相続税の財産評価に絡む業務を担当されたり、法人税や所得税に関連して不動産の時価評価が必要となる場面に遭遇するケースも多いのではないでしょうか。そのため、不動産鑑定士以外の方々でも多かれ少なかれ、価格形成要因のなかに「一般的要因」、「地域要因」及び「個別的要因」という3つの要因があることを耳にする機会があろうかと思います。
不動産鑑定評価基準にはこれらの要因について詳細な記述があり、不動産鑑定士の発行する「鑑定評価書」あるいは「価格調査報告書」のなかにも必ず記載がされています。

#No. 365(掲載号)
# 黒沢 泰
2020/04/16

[新型コロナウイルスを乗り越えるための]中小企業の経営相談 【第2回】「資金繰り対策」~融資、助成金・補助金、リスケ、支払い繰り延べ~

当社はコロナショックのあおりを受けて売上げが激減してしまっています。財務状況を分析したところ、このままだと数ヶ月後に資金ショートすることがわかりました。倒産を回避するためには、どのような資金繰り対策の手段があるでしょうか。

#No. 365(掲載号)
# 山口 智寛、 山田 正貴
2020/04/16

中小企業経営者の[老後資金]を構築するポイント 【第24回】「生前贈与の手法と老後資金の関係」

前回までは、事業承継後にできる老後資金準備策について検討を行ってきたが、今回から4回にわたり、相続対策と老後資金の関係について解説する。
はじめに検討する相続対策は、生前贈与についてである。生前贈与は相続税の節税対策や遺産分割対策として、相続対策の中でも最もポピュラーな手法であり、顧客に提案するケースも多い。

#No. 365(掲載号)
# 税理士法人トゥモローズ
2020/04/16

ハラスメント発覚から紛争解決までの企業対応 【第1回】「代表的なハラスメントの定義とその特徴」

昨今、「ハラスメント」という言葉を聞かない日はないと言っても過言ではない。どの業界、どの企業もハラスメント問題とは無縁ではなく、このような状況を受けてハラスメント対策を掲げた記事やセミナーは数多く掲載・開催されているが、多くの企業において、ハラスメントに対して適切に対応できていないのが現状であるように思う。
企業において、適切なハラスメント対策ができていない理由は、ハラスメント問題が孕むリスクの把握と、リスクが現実化した場合の損失を踏まえたうえで、意思決定を行っていないことが一因であると思われる。
そこで、本連載においては、調査・紛争・事後対応(再発防止策)の各段階において、ハラスメント問題が有するリスクとこれにより引き起こされるおそれのある損失を踏まえたうえで、企業として対応すべき事項について説明する。

#No. 364(掲載号)
# 柳田 忍
2020/04/09
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