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〈業種別〉会計不正の傾向と防止策 【第5回】「銀行業」

筆者:中谷 敏久

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〈業種別〉

会計不正傾向防止策

【第5回】

「銀行業」

 

公認会計士・税理士 中谷 敏久

 

本連載の趣旨については【第1回】を参照

どのような業種業態か?

銀行業は法人あるいは個人からの預金を集め、その集めた資金を事業者に対しては事業用資金として、また個人に対しては住宅取得用資金として貸し付けて貸付金利息を得る一方、株式や債券などの有価証券に投資し運用利益を得ることを主たる業務としている。

貸付金利息及び有価証券運用益が一般事業会社の売上高に該当し、預金者に支払う利息が売上原価に相当する。そしてその差益から人件費、設備費などを負担している。したがって企業の設備投資などの資金需要が旺盛で株式市場が活況であれば必然的に収益は増えるものの、低経済成長期にあっては、経済情勢に比較してどの地域でも都市銀行、地方銀行、信用金庫などが飽和状態であり、銀行間の競争は激しい。

最近ではマイナス金利政策の影響もあり、営業店の統廃合や人員削減に取り組んでいる銀行も少なくない。以前は護送船団方式で国家に守られていたため銀行が倒産するなど考えもしなかったが、バブル崩壊後の金融危機を経て、金融自由化の中で生き残る銀行が選別されている状況である。


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筆者紹介

  • 中谷 敏久

    (なかたに・としひさ)

    公認会計士・税理士
    監査法人マーキュリー 代表社員

    昭和37年3月生まれ。昭和61年一橋大学商学部卒業。
    平成元年公認会計士登録。平成24年税理士登録。平成26年宅地建物取引士登録。
    あずさ監査法人退職後、平成24年監査法人マーキュリーを設立し代表社員就任。
    平成26年リゾートトラスト株式会社(東証1部)の社外取締役就任。

    現在、会計監査、税務コンサルティング、M&Aアドバイザリー業務等に取り組んでいる。

    監査法人マーキュリー

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