〔検証〕
適時開示からみた企業実態
【事例68】
グレイステクノロジー株式会社
「特別調査委員会の調査報告書受領に関するお知らせ」
(2022.1.27)
公認会計士/事業創造大学院大学教授
鈴木 広樹
1 今回の適時開示
今回取り上げる開示は、グレイステクノロジー株式会社(以下「グレイステクノロジー」という)が2022年1月27日に開示した「特別調査委員会の調査報告書受領に関するお知らせ」である。
同社は、2021年11月9日に「特別調査委員会の設置及び2022年3月期第2四半期決算発表の延期に関するお知らせ」を開示し、「会計処理の適切性につき外部からの指摘を受け、事実経緯の確認のために社内調査、検討を進めた結果、一部の取引について、2017年3月期から2022年3月期第1四半期までの期間において、会計処理の適切性に疑念があることを認識」したため、特別調査委員会を設置するとしていた。その調査報告書を受領したのである。
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