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ファーストステップ管理会計 【第10回】「線形計画法」~手持ちのコマで最大の利益をあげる~

筆者:石王丸 香菜子

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ファーストステップ

管理会計

【第10回】

「線形計画法」

~手持ちのコマで最大の利益をあげる~

〔利益管理編④〕

公認会計士 石王丸 香菜子

 

企業が複数の製品を生産・販売する際、利益を最大にするような生産・販売量の組み合わせを、「最適セールス・ミックス」と呼びます。

製品の生産にあたって利用できる資源が限られる場合には、その資源を最大限有効に使う必要があります。生産を制限する要因(制約条件)が1つの場合には、前回見たように、「資源1単位当たりの限界利益」が大きい製品を優先することで、最適セールス・ミックスを求めることができます。

それでは、制約条件が複数ある場合、どのように考えればよいでしょうか。

このような場合に最適セールス・ミックスを求めるのは、将棋などで、限られた手持ちのコマを有効に使い、いろいろな局面をくぐり抜けて勝つのに似ています。

今回も、皆さんがベーカリーの経営者になったつもりで、最適セールス・ミックスを探してみてください。

 

デニッシュとコロネの組み合わせを考えよう

皆さんが経営するベーカリーでは、「こだわりチョコデニッシュ」と「贅沢チョココロネ」を生産しているとしましょう(なんて美味しそうなネーミング・・・)。

各パンの1個当たりのデータは、次の通りです。

デニッシュ コロネ 売 価 @250円 @180円 変 動 費 @130円 @100円 限界利益(A) @120円 @ 80円

デニッシュとコロネの限界利益の合計が最大になるような、生産量の組み合わせを考えてみます。


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連載目次

ファーストステップ管理会計
(全17回予定)

      

〔原価管理編〕

〔利益管理編〕

〔意思決定編〕

〔業績評価編〕

  • 【第15回】 事業部の評価~ベーカリーがカフェ事業を始めたら~
  • 【第16回】 事業部長の評価~虎穴に入った店長をどう評価するか~
  • 【第17回】 大切なのは将来とバランス感覚
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筆者紹介

  • 石王丸 香菜子

    (いしおうまる・かなこ)

    公認会計士
    石王丸公認会計士事務所

    1979年生まれ。
    2002年一橋大学商学部卒業。
    2001年から2005年まで、監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)に勤務。
    2005年から石王丸公認会計士事務所。

    石王丸公認会計士事務所のホームページでは、会計に関する情報やテキストを随時掲載しています。
     ⇒ http://ishiomaru.com/

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