9 【STEP5】履行義務の充足による収益の認識
(1) 一定の期間にわたり充足する履行義務かどうか
① 企業が顧客との契約における義務を履行するにつれて、顧客が便益を享受すること
② 企業が顧客との契約における義務を履行することにより、資産が生じる又は資産の価値が増加し、当該資産が生じる又は当該資産の価値が増加するにつれて、顧客が当該資産を支配すること
③ 義務を履行することにより、別の用途に転用することができない資産が生じ、かつ、義務の履行を完了した部分について対価を収受する強制力のある権利を有していること
(ⅰ) 企業が顧客との契約における義務を履行することにより、別の用途に転用することができない資産が生じること
(ⅱ) 企業が顧客との契約における義務の履行を完了した部分について、対価を収受する強制力のある権利を有していること
(2) 一定の期間にわたり充足する履行義務(進捗度の測定)
① アウトプット法の留意点
② インプット法の留意点
③ 進捗度を合理的に見積ることができない場合
(ⅰ) 原価回収基準
(ⅱ) 契約初期段階の会計処理
④ 進捗度の測定値の見直し
⑤ 代替的な取扱い
(ⅰ) 工事完成基準
(ⅱ) 船舶による運送サービス
(3) 一時点で充足される履行義務
① 資産に対する支配
② 代替的な取扱い
(4-1) 一定の期間にわたり充足される履行義務(従来との相違点等)
① 従来との相違点
② 影響がある取引(例示)
③ 適用上の課題
④ 財務諸表への影響
(4-2) 一時点で充足される履行義務(従来との相違点等)
① 従来との相違点
② 影響がある取引(例示)
③ 適用上の課題
④ 財務諸表への影響