公開日: 2015/03/10
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《速報解説》 「コーポレートガバナンス・コード原案」が確定~確定版は5月上旬、東証において制定予定~

筆者: 阿部 光成

《速報解説》

「コーポレートガバナンス・コード原案」が確定

~確定版は5月上旬、東証において制定予定~

 

公認会計士 阿部 光成

 

Ⅰ はじめに

平成27年3月5日付で、コーポレートガバナンス・コードの策定に関する有識者会議から、「コーポレートガバナンス・コードの基本的な考え方《コーポレートガバナンス・コード原案》~会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のために~」が公表された。

これにより、平成26年12月12日付(掲載日12月17日)で、意見募集がなされていた「コーポレートガバナンス・コードの基本的な考え方(案)《コーポレートガバナンス・コード原案》~会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のために~」が確定することになる。

今後、東京証券取引所におけるコーポレートガバナンス・コードの確定が5月上旬に予定されており、本コード原案をその内容とすることが想定されているとのことである(コーポレートガバナンス・コード(原案)に対する「パブリックコメントの概要」の3ページ)。

現在、東京証券取引所は、「コーポレートガバナンス・コードの策定に伴う上場制度の整備について」(公開草案)を公表し、意見募集を行っている。

本稿では、「コード(原案)」のうち、特徴的と思われる部分について述べる。
なお、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

 

Ⅱ パブリックコメントの概要

パブリックコメントについては、①パブリックコメントの概要、②和文のパブリックコメント、③英文のパブリックコメントが公表されている。
寄せられたコメントは、概ね下記のように分類されるとのことである。

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《速報解説》

「コーポレートガバナンス・コード原案」が確定

~確定版は5月上旬、東証において制定予定~

 

公認会計士 阿部 光成

 

Ⅰ はじめに

平成27年3月5日付で、コーポレートガバナンス・コードの策定に関する有識者会議から、「コーポレートガバナンス・コードの基本的な考え方《コーポレートガバナンス・コード原案》~会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のために~」が公表された。

これにより、平成26年12月12日付(掲載日12月17日)で、意見募集がなされていた「コーポレートガバナンス・コードの基本的な考え方(案)《コーポレートガバナンス・コード原案》~会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のために~」が確定することになる。

今後、東京証券取引所におけるコーポレートガバナンス・コードの確定が5月上旬に予定されており、本コード原案をその内容とすることが想定されているとのことである(コーポレートガバナンス・コード(原案)に対する「パブリックコメントの概要」の3ページ)。

現在、東京証券取引所は、「コーポレートガバナンス・コードの策定に伴う上場制度の整備について」(公開草案)を公表し、意見募集を行っている。

本稿では、「コード(原案)」のうち、特徴的と思われる部分について述べる。
なお、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

 

Ⅱ パブリックコメントの概要

パブリックコメントについては、①パブリックコメントの概要、②和文のパブリックコメント、③英文のパブリックコメントが公表されている。
寄せられたコメントは、概ね下記のように分類されるとのことである。

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筆者紹介

阿部 光成

(あべ・みつまさ)

公認会計士
中央大学商学部卒業。阿部公認会計士事務所。

現在、豊富な知識・情報力を活かし、コンサルティング業のほか各種実務セミナー講師を務める。
企業会計基準委員会会社法対応専門委員会専門委員、日本公認会計士協会連結範囲専門委員会専門委員長、比較情報検討専門委員会専門委員長を歴任。

主な著書に、『新会計基準の実務』(編著、中央経済社)、『企業会計における時価決定の実務』(共著、清文社)、『新しい事業報告・計算書類―経団連ひな型を参考に―〔全訂第2版〕』(編著、商事法務)がある。

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