1646 件すべての結果を表示

〔検証〕適時開示からみた企業実態 【事例58】株式会社小僧寿し「通期業績予想の公表に関するお知らせ」(2021.3.1)

今回取り上げる開示は、株式会社小僧寿し(以下「小僧寿し」という)が2021年3月1日に開示した「通期業績予想の公表に関するお知らせ」である。同社は同年2月19日に「2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」を開示したのだが、そこでは次のように記載して、来期の業績予想は未定としていた。それから10日経った3月1日に業績予想を開示することにしたのである。

#No. 416(掲載号)
# 鈴木 広樹
2021/04/22

給与計算の質問箱 【第16回】「産前産後休業中、育児休業中の給与計算」

当社の役員Aと従業員Bが産前産後休業、育児休業を取得する予定です。産前産後休業中、育児休業中の役員Aの役員報酬、従業員Bの給料は0円です。役員報酬の期中での減額は問題ないでしょうか。
また、役員と従業員で社会保険の扱いの違いはあるでしょうか。

#No. 415(掲載号)
# 上前 剛
2021/04/15

税理士が知っておきたい不動産鑑定評価の常識 【第16回】「鑑定実務が固定資産税や相続税評価から学ぶこと」~土砂災害(特別)警戒区域内の土地評価を例として~

鑑定評価も、固定資産税評価も、そして相続税評価においても、所詮、その対象とするものは同じ不動産であり、アプローチの方法や手法が異なるに過ぎません。また、それぞれの性格上、時間や費用をかけて個別に精査すべきもの(鑑定評価)と、時間や費用を極力かけずに簡便に評価することを目的とするもの(固定資産税評価、相続税評価)とを区別して考えるのも止むを得ないことかもしれません。

#No. 415(掲載号)
# 黒沢 泰
2021/04/15

〈知識ゼロからでもわかる〉ブロックチェーン技術とその活用事例 【第8回】「シェアリングエコノミー×ブロックチェーン」

スマートロックとは、物理的な鍵を持たなくてもスマートフォンなどのデバイスのアプリケーションから自宅などの鍵を解錠・施錠できるサービスのことである。鍵を解除できる権限やコンセントから電気を利用する権限など、家庭に関するシーンでも様々な利用シーンが想定される。

#No. 415(掲載号)
# 段 璽
2021/04/15

ハラスメント発覚から紛争解決までの企業対応 【第13回】「不倫がセクハラに発展した場合の注意点」

当社のセクハラ相談窓口に対して、社員A(女性)から「上司B(男性・既婚)に意に沿わない交際を強要された挙げ句、Bにつきまとわれていて困っている」との申告がありました。
当社において事実関係の調査を行ったところ、実は、AとBは不倫関係にあったが、Aが一方的に関係を解消したところ、Bが復縁を求めてAにつきまとっていたという事実が判明しました。Bの行為はセクハラに当たるのでしょうか。また、Bに対して懲戒処分を実施すべきでしょうか。

#No. 414(掲載号)
# 柳田 忍
2021/04/08

〔一問一答〕税理士業務に必要な契約の知識 【第16回】「税理士の説明義務とそれにまつわる注意点」

説明義務の実質的根拠は何ですか。どのような場合に問題となりますか。

#No. 414(掲載号)
# 川上 邦久
2021/04/08

空き家をめぐる法律問題 【事例33】「無道路地にある空き家と通行権の問題」

私には、相続によって取得した空き家がありますが、その空き家は、かつては通路があったようですが、今では周囲を他の所有者の土地に囲まれ、公道に接続していない状況になっています。
建物も老朽化しており、周囲への悪影響を避けるために取壊しや売却を検討していますが、公道に接続していないため売却することは難しいといわれています。隣地に通路があれば売却しやすくなると思うのですが、通路を設定する方法はありますか。

#No. 413(掲載号)
# 羽柴 研吾
2021/04/01

〈知識ゼロからでもわかる〉ブロックチェーン技術とその活用事例 【第7回】「サプライチェーン×ブロックチェーン」

サプライチェーンとは、自社だけでなく、他社をまたいでモノの流れを捉え、製品の原材料・部品の調達から販売に至るまでの一連の流れ全体を指す用語である。
現状は小売店、卸売、製造で分断されている在庫情報や生産者情報、また、川下に集中していた最終消費者への販売情報が、ブロックチェーン技術を用いることにより、管理者不在で中立的に運営が可能な状態で、共有・追跡が可能となる。これによりサプライチェーン全体が効率化するとともに、川上の交渉力の強化につながる。
また、今後は系列を飛び越えた新たなサプライチェーンシステムの構築も進む可能性があり、最終消費者と川上の製造者がより直接的につながる流通プラットフォームが誕生すれば、大規模な中間流通業者の存在意義が相対的に薄れる可能性もあるであろう。

#No. 413(掲載号)
# 段 璽
2021/04/01

社外取締役と〇〇 【第12回】「社外取締役と任期・退任」

1年にわたり連載してきた「社外取締役と〇〇」も本稿で最終回となる。
社外取締役として選任され、その職務を遂行してきた社外取締役もいつかは任期満了その他の事由により退任することとなる。本稿では、社外取締役の任期及び退任事由、退任後の会社に対する義務について概説する。退任後に後任として選任される社外取締役の指名については、連載第11回を参照いただきたい。

#No. 412(掲載号)
# 森田 多恵子
2021/03/25

〔検証〕適時開示からみた企業実態 【事例57】コタ株式会社「当社元監査役による不正行為及び2021年3月期第3四半期決算発表予定日の変更に関するお知らせ」(2021.1.26)

今回取り上げる開示は、コタ株式会社(以下「コタ」という)が2021年1月26日に開示した「当社元監査役による不正行為及び2021年3月期第3四半期決算発表予定日の変更に関するお知らせ」である。同社の元監査役が会社の資金を私的に流用していたことが発覚し、それにより2021年3月期第3四半期の決算発表が遅れることになった(元監査役に関係する旅費交通費及び役員退職慰労引当金繰入額等を合算した額の戻し入れが必要なため)という内容である。

#No. 412(掲載号)
# 鈴木 広樹
2021/03/25
#