369 件すべての結果を表示

此の国にも『日本企業』! 【第4回】「《バングラデシュ》 友好的買収により命脈をつないだ~グラミンユーグレナ~」

今回は、バングラデシュで緑豆栽培を行っているグラミンユーグレナを取り上げます。「グラミンって、貧しい人相手の銀行じゃなかったっけ?」「ユーグレナって、たしか微生物で青汁や健康食品を作ってたり、ジェット燃料の開発をしているベンチャー企業では?」よくニュースに接している読者の中からは、そんな声が聞こえてきそうですね。

#No. 114(掲載号)
# 西田 純
2015/04/09

〔小説〕『東上野税務署の多楠と新田』~税務調査官の思考法~ 【第7話】「無予告調査」

「よく領収証控を見る気になったわよね。売上と合っていて当然だと思うから、私はまず見ないと思うわ。」
多楠に不正発見で先を越されたせいか、少し悔しそうな様子の淡路。
多楠は少々優越感に浸りながら
「たまたまですよ。何か予感めいたものがあって、領収証控を確認したんですが、結局1回こっきりの不正で、広がらなかったのが残念でした。」

#No. 113(掲載号)
# 堀内 章典
2015/04/02

女性会計士の奮闘記 【第27話】「自信のないことは知ったかぶりしない」

〔M子〕な・・・なんじゃこりゃ!
[携帯を見たM子は一瞬固まりました。]
〔M子〕・・・でも、そういえばほとんど説明してなかったかな・・・

#No. 111(掲載号)
# 小長谷 敦子
2015/03/19

此の国にも『日本企業』! 【第3回】「《フィリピン》 一品モノ受注生産をフィリピン人の手で~F.R.P.Philippines~」

まだ中小企業の海外進出が一般的でなかった1990年代前半に、縁あってフィリピンに進出した((株))旭東樹脂は、当初ミンダナオ島のカガヤンディオ市に工場を持ち、繊維強化プラスチック、いわゆるFRPの生産を始められたそうです。当時はバブルの最盛期、あるいはバブル崩壊直前ということで、周囲からはフィリピン、しかもミンダナオへの進出について随分と疑義の声もあったのだと伺いました。

#No. 110(掲載号)
# 西田 純
2015/03/12

〔小説〕『東上野税務署の多楠と新田』~税務調査官の思考法~ 【第6話】「崖っぷちの男」

ただし、多楠には気になることがあった。
先ほどの概況で、「部長」という肩書は付いているが、経理は吉本1人で担当しており、しかも店舗の責任者を兼ねている。あとは週3回程度出てきて書類の整理をするパートの女性がいるだけと聴いた。
“この会社は、経理面が弱体、記帳が追いついていないのではないか?”

#No. 109(掲載号)
# 堀内 章典
2015/03/05

女性会計士の奮闘記 【第26話】「聞いたことでも自分の糧に」

〔N男〕この前、M子がコメントを入れてくれた決算書を親父に見せたんだけど・・・
〔M子〕どど、どうだった?

#No. 107(掲載号)
# 小長谷 敦子
2015/02/19

此の国にも『日本企業』! 【第2回】「《ナイジェリア》 諦めない想いが繋いだ挑戦 ~(株)アンカーネットワークサービス~」

今回取り上げた(株)アンカーネットワークサービス(以下、アンカー社)は、正規のMicrosoft Windowsを中古パソコンにインストールして販売する、いわば再生PCの正規販売事業者なのですが、限りある地球の資源を大切に使うことを社是とする、環境社会配慮型の会社でもあります。
そんなアンカー社がなぜナイジェリアでビジネスを始めたかというと、そこには人と人との出会いと縁があったとしか言いようがありません。

#No. 106(掲載号)
# 西田 純
2015/02/12

〔小説〕『東上野税務署の多楠と新田』~税務調査官の思考法~ 【第5話】「単独調査」

新田の調査件数が年間30数件、多楠に割り当てられた調査件数は約半分の17件、10月半ばの時点で2人合わせて15件ほどの調査に着手していた。
今までは、新田の案件であろうと多楠の案件であろうと差異なく、準備調査書の作成や調査先での事業概況の聴き取りなど、多楠が担当するという進め方をしていた。調査1年目の研修の合間を縫って調査に出るといった結構ハードなスケジュールなのであった。

#No. 105(掲載号)
# 堀内 章典
2015/02/05

女性会計士の奮闘記 【第25話】「はじめの一歩は問題だらけの決算書」

意気揚々とP子の事務所を退職したM子でしたが、辞めてすぐに気づいたことがありました。
〔M子〕独立の準備のこと、P子先生に何も聞いてなかった・・・

#No. 103(掲載号)
# 小長谷 敦子
2015/01/22

此の国にも『日本企業』! 【第1回】「《カンボジア》 時計の小売業で勝負する~(株)ナガサワ~」

2014年6月、カンボジアの首都・プノンペンを流れるトンレサップ川にほど近く、市内中心部から車で5分もかからない所に「イオンモールプノンペン」がオープンしました。経済規模から言っても、イオンモールクラスの大規模商業施設の開設は時期尚早ではないかと危ぶむ声もあった中で、開業当初から連日多くの人出で賑わっており、特に集客の面においては、周辺諸国の例を上回るほどの実績をあげているのだそうです。

#No. 102(掲載号)
# 西田 純
2015/01/15
#