〔時系列でみる〕
出産・子を養育する社員への
対応と運営のヒント
【第3回】
「産前・産後期間中の対応(2)」
―健康保険による給付への対応―
社会保険労務士 佐藤 信
1 はじめに
前回(第2回)は、産前・産後に会社が行うべきことについて触れた。
既に紹介したとおり、労働基準法等で就業制限の規定が設けられ休みは確保することができるものの、従業員はその間の生活費、出産に伴う費用の面で不安を抱えることもある。
そこで今回は、産前・産後の期間に健康保険から行われる給付について触れていく。
会社の担当者が給付の詳細を把握していなくても従業員自身が受給手続を進めることはできるが、保険給付の中には報酬との調整が行われ、休業中に報酬を支払うと支給額が減額されるものもある。
そのようなことから、人事担当者は給付の種類や支給要件、支給額など、基本的な事項については把握しておきたい。
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