公開日: 2013/02/28 (掲載号:No.8)
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事例で学ぶ内部統制【第12回】「運用評価のサンプルの対象期間とサンプル件数の工夫」

筆者: 島 紀彦

事例で学ぶ内部統制

【第12回】

「運用評価のサンプルの対象期間と

サンプル件数の工夫

 

株式会社スタンダード機構
代表取締役 島 紀彦

 

はじめに

今回は、PLCの運用評価のサンプルの対象期間とサンプル件数の工夫を取り上げる。

筆者(株式会社スタンダード機構)主催の実務家交流会では、運用評価のサンプルの対象期間とサンプル件数について監査法人が求める要請に応えながら、社内の実情に応じて運用評価を有効かつ効率的に行うため、どのように対応しているかについて意見交換を行った。
各社の創意工夫を見てみよう。

 

サンプルの対象期間

まず、議論を整理するため、サンプルの対象期間の意義を確認したい。

実施基準によれば、経営者による内部統制の有効性の評価は、期末日を評価時点として行うことになっている。監査法人による内部統制監査も、期末日における内部統制の有効性の評価について意見表明することで、経営者評価に平仄を合わせている。

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【第12回】

「運用評価のサンプルの対象期間と

サンプル件数の工夫

 

株式会社スタンダード機構
代表取締役 島 紀彦

 

はじめに

今回は、PLCの運用評価のサンプルの対象期間とサンプル件数の工夫を取り上げる。

筆者(株式会社スタンダード機構)主催の実務家交流会では、運用評価のサンプルの対象期間とサンプル件数について監査法人が求める要請に応えながら、社内の実情に応じて運用評価を有効かつ効率的に行うため、どのように対応しているかについて意見交換を行った。
各社の創意工夫を見てみよう。

 

サンプルの対象期間

まず、議論を整理するため、サンプルの対象期間の意義を確認したい。

実施基準によれば、経営者による内部統制の有効性の評価は、期末日を評価時点として行うことになっている。監査法人による内部統制監査も、期末日における内部統制の有効性の評価について意見表明することで、経営者評価に平仄を合わせている。

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連載目次

筆者紹介

島 紀彦

(しま・のりひこ)

株式会社スタンダード機構
代表取締役

昭和45年 富山県富山市生まれ
富山市立堀川中学校卒業 バスケットボール部に所属
富山県立富山高校理数科卒業 山岳部に所属
東京大学法学部(公法学科)卒業

平成6年 住友銀行入社
外資系コンサルティング会社にて、経営コンサルティングに従事
米国ロサンゼルス投資会社にて、投資調査に従事
新日本有限責任監査法人にて、事業戦略・管理会計コンサルティングに従事
平成19年6月より現職
投資・M&A分野、事業戦略・管理分野、事業再編分野、リスクマネジメント分野のコンサルティングに従事

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