公開日: 2013/03/21 (掲載号:No.11)
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事例で学ぶ内部統制【第15回】「平成23年度に取り組んだ内部統制の簡素化事例」

筆者: 島 紀彦

事例で学ぶ内部統制

【第15回】

「平成23年度に取り組んだ

内部統制の簡素化事例

 

株式会社スタンダード機構
代表取締役 島 紀彦

 

はじめに

本連載の最終回となる今回は、平成23年度に取り組んだ内部統制の簡素化事例を紹介する。

制度4年目を迎えた平成23年3月、金融庁は内部統制の基準・実施基準の更なる簡素化・明確化を促す改訂実施基準を公表した。

筆者(株式会社スタンダード機構)主催の実務家交流会では、改訂実施基準が最初に適用される平成23年4月以降に、企業が新たに導入した簡素化の対応、その効果や課題、監査法人とのコミュニケーションのあり方について意見交換を行った。

各社が取り組んだ創意工夫を見てみよう。

 

平成23年度に導入した簡素化事例

改訂実施基準は、企業において可能となる簡素化・明確化として、ELCの評価範囲の明確化や評価方法の簡素化、PLCの評価範囲の更なる絞込みと評価手続の簡素化、サンプリングの簡素化などを挙げ、併せて、事業規模が小規模で比較的簡素な構造を有している中堅・中小上場企業における効率化事例を紹介している。

いずれの参加企業においてもその内容を熟知し、社内で相応の検討を経て簡素化に踏み出していた。

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事例で学ぶ内部統制

【第15回】

「平成23年度に取り組んだ

内部統制の簡素化事例

 

株式会社スタンダード機構
代表取締役 島 紀彦

 

はじめに

本連載の最終回となる今回は、平成23年度に取り組んだ内部統制の簡素化事例を紹介する。

制度4年目を迎えた平成23年3月、金融庁は内部統制の基準・実施基準の更なる簡素化・明確化を促す改訂実施基準を公表した。

筆者(株式会社スタンダード機構)主催の実務家交流会では、改訂実施基準が最初に適用される平成23年4月以降に、企業が新たに導入した簡素化の対応、その効果や課題、監査法人とのコミュニケーションのあり方について意見交換を行った。

各社が取り組んだ創意工夫を見てみよう。

 

平成23年度に導入した簡素化事例

改訂実施基準は、企業において可能となる簡素化・明確化として、ELCの評価範囲の明確化や評価方法の簡素化、PLCの評価範囲の更なる絞込みと評価手続の簡素化、サンプリングの簡素化などを挙げ、併せて、事業規模が小規模で比較的簡素な構造を有している中堅・中小上場企業における効率化事例を紹介している。

いずれの参加企業においてもその内容を熟知し、社内で相応の検討を経て簡素化に踏み出していた。

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連載目次

筆者紹介

島 紀彦

(しま・のりひこ)

株式会社スタンダード機構
代表取締役

昭和45年 富山県富山市生まれ
富山市立堀川中学校卒業 バスケットボール部に所属
富山県立富山高校理数科卒業 山岳部に所属
東京大学法学部(公法学科)卒業

平成6年 住友銀行入社
外資系コンサルティング会社にて、経営コンサルティングに従事
米国ロサンゼルス投資会社にて、投資調査に従事
新日本有限責任監査法人にて、事業戦略・管理会計コンサルティングに従事
平成19年6月より現職
投資・M&A分野、事業戦略・管理分野、事業再編分野、リスクマネジメント分野のコンサルティングに従事

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