中小企業事業主のための
年金構築のポイント
【第2回】
「年金の支給開始年齢」
特定社会保険労務士 佐竹 康男
1 老齢の年金の種類と支給開始年齢
国民年金から支給される老齢の年金を「老齢基礎年金」といい、厚生年金保険から支給される老齢の年金を「老齢厚生年金」という。
それぞれの年金は、原則として65歳から支給される。
なお、現在、厚生年金保険は、生年月日により60歳(男性の場合は61歳)から「特別支給の老齢厚生年金」として支給されている。
(1) 支給開始年齢
法人の代表者等で厚生年金保険に加入していた期間を有する人は、老齢厚生年金と老齢基礎年金の2つの年金が支給される。
他方、個人事業主等で国民年金だけに加入している人は、老齢基礎年金のみが支給される。
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