公開日: 2013/08/08 (掲載号:No.31)
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会計リレーエッセイ 【第8回】「IFRS早期適用会社の監査人としての実務的な検討事項」

筆者: 柳澤 義一

会計リレーエッセイ

【第8回】

「IFRS早期適用会社の監査人としての

実務的な検討事項」

 

新創監査法人 統括代表社員
公認会計士 柳澤 義一

 

前回までの会計リレーエッセイの登場者は、この分野では国際的に活躍している日本を代表する方々ばかりであり、いきなり私のようなものがレベルを落としてよいものか迷うところであるが、それを承知でお読みいただきたい。

たまたま私が業務執行を担当していた関与先であるトーセイ株式会社(東証一部上場)がIFRSの早期適用をすることになり、まさにその意思決定プロセスから現場の苦労に至るまで監査人として立ち会うことができたので、その時に感じたIFRS適用の実態と私見を述べたい。

トーセイ会社(以下「会社」)は東証一部の上場会社であるが、シンガポール証券取引所にも重複上場を目指すということになり、提出する書類にIFRSを適用することになった。

そこでさっそく、会社の社長を交えて役員、経理部、そして私どもの監査法人の担当者による日本基準との差についての検討が始まった。そして、これなら日本においても早期適用に踏み切ろうと判断した。

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【第8回】

「IFRS早期適用会社の監査人としての

実務的な検討事項」

 

新創監査法人 統括代表社員
公認会計士 柳澤 義一

 

前回までの会計リレーエッセイの登場者は、この分野では国際的に活躍している日本を代表する方々ばかりであり、いきなり私のようなものがレベルを落としてよいものか迷うところであるが、それを承知でお読みいただきたい。

たまたま私が業務執行を担当していた関与先であるトーセイ株式会社(東証一部上場)がIFRSの早期適用をすることになり、まさにその意思決定プロセスから現場の苦労に至るまで監査人として立ち会うことができたので、その時に感じたIFRS適用の実態と私見を述べたい。

トーセイ会社(以下「会社」)は東証一部の上場会社であるが、シンガポール証券取引所にも重複上場を目指すということになり、提出する書類にIFRSを適用することになった。

そこでさっそく、会社の社長を交えて役員、経理部、そして私どもの監査法人の担当者による日本基準との差についての検討が始まった。そして、これなら日本においても早期適用に踏み切ろうと判断した。

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連載目次

「会計リレーエッセイ」(全12回)

筆者紹介

柳澤 義一

(やなぎさわ・ぎいち)

公認会計士・税理士
新創監査法人 統括代表社員
現在、日本公認会計士協会東京会会長、日本公認会計士協会副会長(全国地域会会長会議議長)。

自ら監査法人を主宰し、中小監査事務所としては初のIFRS適用会社の監査人に。
また、長年にわたり日本公認会計士協会の役員を務めており、品質管理レビュー、中小事務所施策調査会、中小監査事務所IFRS研究班、就職問題、広報等幅広い会務を歴任。
慶応義塾大学経済学部卒。

【著書】
・『会社の数字を読み解くルール』(明日香出版社)
・『新「会社法」のことが手っ取り早くわかる本』(明日香出版社)
・『図解ひとめでわかる連結納税』(東洋経済新報社)
など多数

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