《速報解説》 日本監査役協会中部支部 監査実務チェックリスト研究会、「改訂版 監査役監査チェックリスト①~③」を取りまとめた報告書を公表~改正会社法への対応や監査環境の変化を取り入れ、より有用なツールへ~
2017(平成29)年9月28日(ホームページ掲載日)、日本監査役協会中部支部監査実務チェックリスト研究会は「監査実務チェックリスト研究会 報告書2017【改訂版 監査役監査チェックリスト①~③】」(以下「報告書」という)を公表した。
これは、前回公表(2014年9月25日)の「監査役監査チェックリスト①~③」に、改正会社法(2015年5月施行)への対応や監査環境の変化を踏まえた見直し等を行ったものである。
《速報解説》 国税不服審判所「公表裁決事例(平成29年1月~3月)」~注目事例の紹介~
国税不服審判所は、平成29年9月28日、「平成29年11月から3月分までの裁決事例の追加等」を公表した。今回追加された裁決は表のとおり、全7件であった。
今回の公表裁決では、国税不服審判所によって課税処分等が全部又は一部が取り消された裁決が6件、棄却された裁決が1件となっている。税法・税目としては、所得税法、法人税法及び国税徴収法が各2件、相続税法が1件であった。
《速報解説》 日本監査役協会関西支部 監査役スタッフ研究会、 「改正会社法及びコーポレートガバナンス・コードへの対応状況と監査役・監査役スタッフの役割における今後の課題」を取りまとめた報告書を公表
平成29年9月28日(ホームページ掲載日)、日本監査役協会関西支部監査役スタッフ研究会は「改正会社法及びコーポレートガバナンス・コードへの対応状況と監査役・監査役スタッフの役割における今後の課題」(以下「報告書」という)を公表した。
これは、改正会社法(平成27年5月1日施行)及びコーポレートガバナンス・コードにおける監査役等の関連項目に焦点を当て、公表資料等の事例を分析し、今後予想される実務的な課題やその対応策等について各社の事例を中心に研究を行ったものである。報告書にはアンケート結果も記載されているので、実務の動向などを知ることができる。
《速報解説》 消費税率、2019年(平成31年)10月の10%引上げまで2年~軽減税率対策補助金の申請受付期間は来年1月末まで、全国で税務署による説明会も
安倍首相は昨日9月28日に衆議院を解散、来月22日には衆議院選挙が実施される。今回の解散理由が消費税率引上げ分の使途見直しの是非を問うとしていることから、これまで二度にわたる延期を行ってきた消費税率の10%引上げ及び複数税率(8%の軽減税率)の導入が現実味を帯びてきた。
プロフェッションジャーナル No.237が公開されました!~今週のお薦め記事~
人気連載『山本守之の法人税“一刀両断”』では有姿除却をテーマにその損金処理が争われた裁判例から、国税当局の判断の問題点を指摘します。
プロフェッションジャーナル No.236が公開されました!~今週のお薦め記事~
衆議院の解散総選挙へ向けた動きが加速し、平成30年度税制改正への影響もある程度避けられない状況ですが、改正審議のベースとなるのは各省庁の要望事項です。経団連経済基盤本部長の小畑良晴氏による『日本の企業税制』では、これら要望事項から注目点をピックアップし、その目的や背景を紹介します。
《速報解説》会計士協会、最新の法制度に対応した「事業承継支援マニュアル」を公表~事業価値源泉に着目、フローチャートやチェックリスト等のツールも~
平成29年9月15日、日本公認会計士協会(経営研究調査会)は「事業承継支援マニュアル」(経営研究調査会研究報告第60号)を公表した。
これは、平成23年10月11日公表の「事業承継支援マニュアル」(経営研究調査会研究報告第45号)を見直して、経営者保証ガイドラインの制定、民法や会社法の改正、相続税・贈与税の納税猶予制度の改正等に対応するために、新たな経営研究調査会研究報告として取りまとめたものである。
《速報解説》 国税不服審判所、国税審判官(特定任期付職員)の募集に関する「Q&A」を公表~税理士等の民間人採用を積極的に推進、「業務説明会」の開催も~
国税不服審判所は、高度な専門的知識等を有する民間専門家を国税審判官(特定任期付職員)として採用するといった趣旨により、平成19年から国税審判官を公募している。制度導入から既に10年以上経過し、民間人採用の制度は定着してきたといえよう。
今般、審判所は、「国税審判官(特定任期付職員)の募集についてのQ&A」をホームページで公表した。Q&Aでは本制度に関し多くの具体的情報が明らかにされており、民間人採用に対する意気込みが感じられるところである。
《速報解説》 日本国政府とロシア連邦政府が新租税条約に署名~現行の租税条約を全面的に改正、さらなる両国間の投資・経済交流の促進に期待~
2017年9月7日、日本国政府とロシア連邦政府との間で「所得に対する租税に関する二重課税の除去並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国政府とロシア連邦政府との間の条約(以下、「新租税条約」)」の署名がウラジオストクで行われた。
現行の租税条約は、1986年に発効された「所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の条約」だが、新租税条約は現行の租税条約を全面的に改正するものである。
プロフェッションジャーナル No.235が公開されました!~今週のお薦め記事~
情報社会の浸透で税理士業務によりシビアな対応が求められる現在、クライアントとの顧問契約・委託契約の内容によって税理士自身が法的リスクや経済的損失を負うケースも増えてきました。これらのリスクを回避するために、新たな契約締結時に注意すべき事項は何か、また現在の契約を見直すための視点や方法等を解説する連載がスタートしました(米倉裕樹弁護士、元氏成保弁護士、橋森正弁護士)。
