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〈事例から学ぶ〉不正を防ぐ社内体制の作り方 【第5回】「調達をめぐる「三権分立」の仕組み」~「発注」「検収」「支払」の分離による相互牽制~

ものづくりの会社を訪れると、たいてい資材や調達に関する部門が設置されています。これらの部門は、製品や商品を製造するための原材料を外部から調達することが主な仕事です。製造に際して、安価で良質な原材料を安定的に提供できる取引先を見出すことはとても大切なことです。製造にあたり、どこに発注したら安価で良質な原材料を入手できるのか、それを一番熟知しているのが、資材、調達あるいは仕入部門になります。
原材料の調達には、材料の品質などに関わる専門的かつ実務的な知識の習熟が求められるため、一朝一夕にそれらの知識を身につけることは困難です。そのため、ローテーションが比較的難しい部門に分類されるため、調達にかかわる会社の仕組み作りには注意が必要になります。

#No. 417(掲載号)
# 打田 昌行
2021/04/28

〔事例で使える〕中小企業会計指針・会計要領《税金費用・税金債務》編 【第1回】「源泉所得税、法人税、住民税及び事業税」

法人税、住民税及び事業税に関しては、中小企業会計指針においても、上場企業等の会計処理の取扱いと同様に、損益計算書上、現金基準ではなく発生基準により計上することとされています。今回は法人税、住民税及び事業税の会計処理を、法人税法規定による処理との差異と税務調整も含めて紹介します。

#No. 416(掲載号)
# 前原 啓二
2021/04/22

収益認識会計基準を学ぶ 【第2回】「基本となる原則」-5ステップの概要-

収益認識会計基準の基本となる原則は、約束した財又はサービスの顧客への移転を当該財又はサービスと交換に企業が権利を得ると見込む対価の額で描写するように、収益を認識することである(収益認識会計基準16項)。

#No. 415(掲載号)
# 阿部 光成
2021/04/15

値上げの「理屈」~管理会計で正解を探る~ 【第13回】「値引きを効果的に働かせる」~思い出、買い取ります~

PNガーデン社は、ガーデニング用品の製造・販売や生花の販売などを手がける会社です。リミちゃんとカケイくんは、開設したばかりの経営企画室でパソコンに向かっています。

#No. 415(掲載号)
# 石王丸 香菜子
2021/04/15

2021年3月期決算における会計処理の留意事項 【第5回】

2020年3月27日に「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)が成立し、 2022(令和4)年4月1日以後最初に開始する事業年度から「連結納税制度」から「グループ通算制度」に移行することになる。

#No. 414(掲載号)
# 西田 友洋
2021/04/08

〔会計不正調査報告書を読む〕 【第112回】ネットワンシステムズ株式会社「外部調査委員会調査報告書~ガバナンス・企業文化の観点から~(開示版)(2021年3月18日付)」

2020年11月2日に設置された外部調査委員会は、調査対象となった事案に関する事実関係についての調査結果を12月16日に公表したものの、当該報告書には、「原因分析」と「再発防止策の提言」についての記述がなかった(本連載【第109回】参照)。
本報告書は、12月16日に開示された報告書に係る事実認定を基に、外部調査委員会が、ネットワンにおいて不適切な事案が繰り返される原因についての役職員の意見を確認するとともに、役職員の声も踏まえたうえで実効的な再発防止策を提言するために設けた「目安箱」に寄せられた役職員からの意見を踏まえて、「原因分析」と「再発防止策の提言」をまとめたものである。

#No. 414(掲載号)
# 米澤 勝
2021/04/08

収益認識会計基準を学ぶ 【第1回】「収益認識会計基準の概要と適用範囲」

「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号、以下「収益認識会計基準」という)及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号、以下「収益認識適用指針」という)は、2021年4月1日以後開始する連結会計年度及び事業年度の期首から適用される。
収益認識会計基準は、収益認識に関する詳細な規定が設けられており、また、抽象的な表現も見られることから、実務への適用に際しては、十分な理解が必要となる。
本シリ-ズは、収益認識会計基準に関して、実務への適用を踏まえつつ、その理解に資するように解説を行うものである。

#No. 413(掲載号)
# 阿部 光成
2021/04/01

〔中小企業のM&Aの成否を決める〕対象企業の見方・見られ方 【第13回】「他人事ではいけない調査の心得」~調査機関の思考編~

【第12回】の手順を踏んだ事前準備段階を終えると、通常、中小企業M&Aでは財務デューデリジェンス(【第12回】「他人事ではいけない調査の心得」~資料準備編~参照)を中心とする売り手企業での現地調査の段階に進みます。最近では調査に必要な資料のデータ管理を前提にリモート環境での調査が進んでいますが、中小企業の特性を考慮すると、過去の資料の管理は依然としてペーパーを頼りにしている場合が多いため、本稿では売り手企業に直接行って調査を行う想定で説明します。

#No. 413(掲載号)
# 荻窪 輝明
2021/04/01

計算書類作成に関する“うっかりミス”の事例と防止策 【第38回】「3連続ゼロ(000)に要注意」

計算書類にはうっかりミスがつきものです。
実際、こんなミスが起きています。

#No. 413(掲載号)
# 石王丸 周夫
2021/04/01

2021年3月期決算における会計処理の留意事項 【第4回】

2020年3月27日(2020年5月29日更新)に金融庁より「平成31年度有価証券報告書レビューの審査結果及びそれを踏まえた留意すべき事項」が公表された。これは、金融庁による平成31年度の有価証券報告書レビューの実施状況を踏まえ、複数の会社に共通して記載内容が不十分であると認められた事項に関し、記載に当たって留意点等を取りまとめたものである。
レビュー結果の内容は、上場会社のみならず、非上場会社の2021年3月期決算においても参考となる箇所がある。
なお、本解説の執筆時点では、公表されていないが、近日中に「令和2年度の有価証券報告書レビューの審査結果及びそれを踏まえた留意すべき事項」が公表される可能性があるため、公表された際には、適宜、確認されたい。

#No. 412(掲載号)
# 西田 友洋
2021/03/25
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