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酒井克彦の〈深読み◆租税法〉 【第139回】「消費税法における「課税仕入れの日」(その3)」

所得課税法においては、収入や収益の計上のタイミングについて権利確定主義を採用しているが、その場合には、原価や費用の計上のタイミングとの関わりは費用収益対応の原則を一応の基準としているだけであって、実際問題としては切断されているといっても過言ではないことを想起すべきであることが挙げられる。

#No. 614(掲載号)
# 酒井 克彦
2025/04/10

谷口教授と学ぶ「国税通則法の構造と手続」 【第36回】「国税通則法99条(98条、101条~103条)」-国税不服審判所の独立性と法令解釈権-

この「解釈」の解釈問題は、国税不服審判所の法令解釈権に関わる問題であるが、従来ほとんど検討されてこなかったように思われる。そこで、今回は、この問題を中心に国税不服審判所の独立性について検討することにする。ただ、その検討に入る前に、まず、国税通則法99条についてその沿革及び趣旨等をみておくことにしよう。

#No. 614(掲載号)
# 谷口 勢津夫
2025/04/10

〈適切な判断を導くための〉消費税実務Q&A 【第8回】「外貨建サブスクリプションに関する課税仕入れの取扱い」

当社では、アメリカの企業が提供する生成AIサービスをサブスクリプション形式で利用し、クレジットカードで支払っています。支払いにあたっては、クレジットカード会社による為替レートで換算された金額が引き落とされます。
令和7年1月から、請求書(ドル建て)の記載が日本のインボイス制度に対応した形式に変更されたようです。この場合の経理処理の注意点を教えてください。

#No. 614(掲載号)
# 石川 幸恵
2025/04/10

Q&Aでわかる〈判断に迷いやすい〉非上場株式の評価 【第53回】「〔第5表〕貸付金債権の評価」-債務者が相続税の申告期限までに清算結了していた場合-

甲株式会社の株式価額の算定上、乙株式会社の貸付金債権の相続税評価について第5表「1株当たりの純資産価額(相続税評価額)の計算明細書」の資産の部に計上する相続税評価額は、相続税の申告期限までに返済を受けた50,000,000円として計上することは可能でしょうか。

#No. 614(掲載号)
# 柴田 健次
2025/04/10

事例でわかる[事業承継対策]解決へのヒント 【第68回】「公益活動を行う際の法人選択における留意点」

X社株式の寄附は、X社の将来的な経営にも関わってくるため、あらためて、公益活動を行う法人として一般社団法人でよいのか、他の法人として一般財団法人あるいはNPO法人がよいのかなどを悩んでいます。公益活動を行う法人の選択にあたっての留意点をご教示ください。

#No. 614(掲載号)
# 太陽グラントソントン税理士法人 事業承継対策研究会
2025/04/10

国際課税レポート 【第13回】「金融資産としての暗号資産振興と課税制度の現状の国際比較」

トランプ政権は、2025年1月23日に「デジタル金融技術」に関する大統領令を発表し、ブロックチェーン技術の成長と利用を支援する方針を明らかにした。また、3月6日に暗号資産(暗号通貨)を政府で備蓄することについての大統領令に署名、3月7日には暗号資産業界の著名な創業者等をホワイトハウスに招いて「暗号資産サミット」を開催し、トランプ氏は米国を「ビットコイン・スーパーパワーにする」と挨拶したほか、米ドルに連動して価値を安定させるステーブルコインの支援に前向きな姿勢を示すなど、暗号資産業界に対する支持を強化する動きをみせている。

#No. 614(掲載号)
# 岡 直樹
2025/04/10

暗号資産(トークン)・NFTをめぐる税務 【第65回】

ネットワーク上でデータを記録し、共有する分散型技術の1つであるブロックチェーン技術に基づく分散型金融システムでは、仲介者や中央集権化されたプロセスの必要性を低減又は排除したピアツーピア、つまりコンピュータ同士が直接的につながり、データを送受信するネットワークモデルの金融取引が可能となる。

#No. 614(掲載号)
# 泉 絢也
2025/04/10

monthly TAX views -No.146-「揮発油税(ガソリン税)暫定税率廃止を考える」

最大の問題は1.5兆円(国1兆円、地方5,000億円)という「財源」の確保だ。今時このレベルの代替財源を見つけることは容易ではない。だからといって安易な国債発行によることも、与党としては容認できない。一方、財源にこだわると、「国民生活が苦しいのに」と一方的にSNSなどで論陣を張られ、参議院選挙を前に与党は守勢に回ってしまう。

#No. 613(掲載号)
# 森信 茂樹
2025/04/03

法人税の損金経理要件をめぐる事例解説 【事例73】「建設工事受注に関するコンサルタント料の損金性と重加算税賦課の適否」

そのような中、先日来、国税局の調査を受けており、ある項目につき調査官との厳しいやり取りが続いております。それは、わが社が受注したマンション建設工事に関連し、それに多大な功績のあった個人のコンサルタントに報酬を支払ったところ、それが実体のない業務に対する支払いだとして、調査官は当該コンサルタント報酬のマンション工事原価への算入を否認するのみならず、重加算税の賦課対象になると主張しています。

#No. 613(掲載号)
# 安部 和彦
2025/04/03

金融・投資商品の税務Q&A 【Q92】「ストックオプションやRSUで取得した株式に係る損失」

私(居住者たる個人)は、外資系の日本子会社に勤務していますが、米国の親会社からインセンティブ報酬としてストックオプションとRSU(譲渡制限付株式ユニット)を付与されています。数年前にストックオプションを行使し、また、RSUの権利確定に伴い交付されて取得した親会社株式(上場)を保有しています。残念ながら、今年になってこれらの株式の時価が下落し含み損が生じているのですが、この含み損を他の所得と通算することはできますか。

#No. 613(掲載号)
# 西川 真由美
2025/04/03

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