《速報解説》
交際費等の損金不算入制度の特例、2年延長も
接待飲食費特例から資本金100億円超の法人を除外
~令和2年度税制改正大綱~
税理士 小林 穣
令和2年3月31日で期限切れとなる交際費等の損金不算入制度の特例については、先月の一部新聞等において大企業向けの減税措置が廃止されるとの報道も見られたが、令和元年12月12日に公表された令和2年度税制改正大綱(与党大綱)では、中小企業向けの特例措置を含め制度全体を2年延長する一方で、接待飲食費に係る損金算入の特例の対象から資本金の額等が100億円を超える法人を除外することが明記された。
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