会計上の『重要性』
判断基準を身につける
~目指そう!決算効率化~
【第13回】
「重要性判断の実践事例④」
~税効果会計とアサリの計量
公認会計士 石王丸 周夫
今回は、税効果会計における重要性判断を取り上げます。
まず手始めに、以下の問題にチャレンジしてみてください(解答は問題のすぐ下にあります)。
〔問題13〕
次のア~ウの記述のうち、誤っているものが2つある。
その記号の組合せの番号を1つ選びなさい。
ア 税効果会計の適用に際しては、どんな会社であれ、重要性の原則の適用が認められている。
イ 繰延税金資産負債(相殺後)の金額に重要性が乏しければ、税効果会計を適用しないことが認められる。
ウ 損益計算書に計上される法人税等調整額が「明らかに僅少な額」以下であれば、一時差異等の金額も「明らかに僅少な額」以下になるはずである。
1・・・ア、イ
2・・・ア、ウ
3・・・イ、ウ
〔解答〕 3
いかがでしたか。正解できたでしょうか。
税効果会計は、イメージがつかみにくい会計処理です。
そんな税効果会計における重要性判断は、どのように行われるのでしょうか。
以下、この解答について触れながら、解説していきます。
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