相続空き家の特例 [一問一答]
【第25回】
「「相続空き家の特例」を受けようとする際の
通知を要する相続人の範囲」
-他の相続人への通知-
税理士 大久保 昭佳
Q
X(姉)は、昨年3月に死亡した父親の居住用家屋(昭和56年5月31日以前に建築)を単独で相続し、その敷地300㎡については、その庭部分150㎡をY(弟)が相続して、残り150㎡をXが相続しました。
Xは、その家屋を取り壊し更地にした上で、相続した土地150㎡を本年9月に売却しました。
相続の開始の直前まで父親は一人暮らしをし、その家屋は相続の時から取壊しの時まで空き家で、その敷地も相続の時から譲渡の時まで未利用の土地でした。
この場合、Yは父親の居住用家屋を相続していないことから「相続空き家の特例(措法35③)」を受けることができないということですが、Xが同特例を受けようとする際のYへの通知は必要でしょうか。
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