公開日: 2021/02/25 (掲載号:No.408)
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社外取締役と〇〇 【第11回】「社外取締役と役員指名」

筆者: 森田 多恵子

社外取締役〇〇マルマル

【第11回】

「社外取締役と役員指名」

 

西村あさひ法律事務所 パートナー
弁護士・ニューヨーク州弁護士 森田 多恵子

 

1 はじめに

社外取締役には、業務執行者から独立した立場から、会社経営の監督を行うことが期待されるが、役員指名はその重要部分を占める。2020年7月31日に経済産業省から公表された、「社外取締役の在り方に関する実務指針(社外取締役ガイドライン)」(以下「社外取締役ガイドライン」という)でも、社外取締役の「心得1」として、「社外取締役の最も重要な役割は、経営の監督である。その中核は、経営を担う経営陣(特に社長・CEO)に対する評価と、それに基づく指名・再任や報酬の決定を行うことであり、必要な場合には、社長・CEOの交代を主導することも含まれる。」と示されている。

本稿では、経営陣の指名及び社外取締役の指名と社外取締役の関わりについて述べる。

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社外取締役〇〇マルマル

【第11回】

「社外取締役と役員指名」

 

西村あさひ法律事務所 パートナー
弁護士・ニューヨーク州弁護士 森田 多恵子

 

1 はじめに

社外取締役には、業務執行者から独立した立場から、会社経営の監督を行うことが期待されるが、役員指名はその重要部分を占める。2020年7月31日に経済産業省から公表された、「社外取締役の在り方に関する実務指針(社外取締役ガイドライン)」(以下「社外取締役ガイドライン」という)でも、社外取締役の「心得1」として、「社外取締役の最も重要な役割は、経営の監督である。その中核は、経営を担う経営陣(特に社長・CEO)に対する評価と、それに基づく指名・再任や報酬の決定を行うことであり、必要な場合には、社長・CEOの交代を主導することも含まれる。」と示されている。

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連載目次

筆者紹介

森田 多恵子

(もりた・たえこ)

西村あさひ法律事務所 パートナー
弁護士・ニューヨーク州弁護士

2003年京都大学法学部卒業、2004年弁護士登録、2010年University of Pennsylvania Law School(LL.M.)卒業、2011年ニューヨーク州弁護士登録、2011年~13年三菱商事株式会社法務部出向、2018年西村あさひ法律事務所パートナー就任。

コーポレートガバナンス、株主総会、M&A、コンプライアンス等の企業法務案件を取り扱う。消費者契約法、景品表示法等の消費者法制分野も手がけている。

主な書籍・論文として、『有価証券報告書の記載事例の分析-企業内容等の開示に関する内閣府令の改正を受けて-』別冊商事法務444号(共著、2019年)、『M&A法大全〔上〕〔下〕[全訂版]』(共著、商事法務、2019年)、『企業法制の将来展望-資本市場制度の改革への提言2020年度版』(共著、財経詳報社、2019年)、『種類株式ハンドブック』(共著、商事法務、2017年)、『企業担当者のための消費者法制実践ガイド』(共編著、日経BP社、2016年)、『企業集団における内部統制』(共著、同文舘出版、2016年)ほか多数。

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