〔税理士・会計士が知っておくべき〕
情報システムと情報セキュリティ
【第6回】
「IT 関連資格の実態」
公認会計士 五島 伸二
公認会計士 神崎 時男
公認会計士・税理士 小田 恭彦
公認会計士 中原 國尋
IT関連資格
記帳業務や決算・申告業務はコンピュータソフトを利用するのが一般的であり、さらにその前工程である販売、購買、製造活動もコンピュータソフトを利用しているケースもある。
このような状況において、税理士、会計士、簿記検定合格者などが、コンピュータ(IT)に関する知識を深めることにより、さらに自身の価値を高め、職域を広げることができる。
ITに関する知識を深める手段のひとつとして、IT関連資格の取得が考えられるが、IT関連の資格は多様であり、コンサルタントに近いもの、システム開発系のものなど多様である。このため、会計プロフェッションが自身の方向性や得意分野を築いていくうえで、どの資格を取得するのが効果的なのかについては、十分な検討が必要である。
そこで以下では、ITに関するいくつかの資格について、その概要と会計プロフェッションがこれらの資格を活用する方向性について記述する。
ITコーディネータ
〔概要〕
ITコーディネータ(ITC)とは、2001年に当時の通商産業省によって、中小・中堅企業のIT経営をサポートする人材を確保するために設けられた資格制度である。
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