公開日: 2017/03/02 (掲載号:No.208)
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〔経営上の発生事象で考える〕会計実務のポイント 【第14回】「連結納税グループに新規加入があった場合」

筆者: 渡邉 徹

〔経営上の発生事象で考える〕

会計実務のポイント

【第14回】

「連結納税グループに新規加入があった場合」

 

仰星監査法人
公認会計士 渡邉 徹

 

Question

当社(P社)は連結納税制度を適用している3月決算の上場企業である。×29年5月1日に内国法人であるA社の株式を100%取得し、完全支配関係を有することとなった。会計上は支配獲得日を×29年6月30日として処理している。また、A社の連結納税への加入に伴う時価評価対象資産の時価評価による税務上の評価差額が150百万円、A社の資本連結手続に伴う会計上の評価差額が200万円生じている。

また、×30年4月1日にA社は、P社に対して帳簿価額100百万円(時価評価前の帳簿価額80百万円)の土地を120百万円で売却した。P社は×31年4月1日にこの土地を150百万円で連結グループ外部の第三者に売却した。

この場合に、税効果会計上の主な会計処理にはどのような検討が必要になるか。

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会計実務のポイント

【第14回】

「連結納税グループに新規加入があった場合」

 

仰星監査法人
公認会計士 渡邉 徹

 

Question

当社(P社)は連結納税制度を適用している3月決算の上場企業である。×29年5月1日に内国法人であるA社の株式を100%取得し、完全支配関係を有することとなった。会計上は支配獲得日を×29年6月30日として処理している。また、A社の連結納税への加入に伴う時価評価対象資産の時価評価による税務上の評価差額が150百万円、A社の資本連結手続に伴う会計上の評価差額が200万円生じている。

また、×30年4月1日にA社は、P社に対して帳簿価額100百万円(時価評価前の帳簿価額80百万円)の土地を120百万円で売却した。P社は×31年4月1日にこの土地を150百万円で連結グループ外部の第三者に売却した。

この場合に、税効果会計上の主な会計処理にはどのような検討が必要になるか。

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連載目次

筆者紹介

渡邉 徹

(わたなべ・とおる)

公認会計士

2014年に仰星監査法人に入所
法定監査を中心に、様々な業種の会計監査業務に従事する。

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