〔中小企業のM&Aの成否を決める〕
対象企業の見方・見られ方
【第53回】
「売り手企業の価額はどうやって決まるか・決めるか(後編)」
~価額視点の相手の見方~
公認会計士・税理士
荻窪 輝明
《今回の対象者別ポイント》
買い手企業
⇒M&Aの価額を前提に売り手を見る際の手がかりを得る。
売り手企業
⇒M&Aの価額を前提にM&Aに備えた企業活動をする際のヒントを得る。
支援機関(第三者)
⇒M&Aの価額の視点を頼りに買い手・売り手に対する助言に活かす。
その他の対象者
⇒M&Aの価額の視点から買い手・売り手の見方を知る。
前回に続き、中小M&Aの「価額」視点で、相手の見方・見られ方を考えます。
1 価額視点の相手の見方
前回見たように、中小M&Aの価額は、ほぼ決算書から何らかの影響を受けます。そして、バランスシート(貸借対照表)と損益計算書の両方の影響を受ける可能性があるわけですが、意外とバランスシートの影響を受ける手法が多いことも、中小M&Aの際に価額を求める手法の特徴といえます。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。