〔中小企業のM&Aの成否を決める〕
対象企業の見方・見られ方
【第20回】
「事業承継等事前調査チェックシートを活用しよう(前編)」
公認会計士・税理士
荻窪 輝明
《今回の対象者別ポイント》
買い手企業
⇒M&Aの売り手に対して有効な財務・法務面の見方のヒントを得る。
売り手企業
⇒M&Aに備えて財務・法務面のどこに着目したらよいかを知る。
支援機関(第三者)
⇒売り手に対する財務・法務面の見方のポイントを知りM&Aの助言や支援に活かす。
その他の対象者
⇒売り手に対する視点を通じて対象企業の見方・見られ方のポイントをつかむ。
1 事業承継等事前調査チェックシート
2021年8月2日付で「経営資源集約化税制(中小企業事業再編投資損失準備金)の活用について」が公表され、本制度の手引きやQ&Aなどが示されました(詳しくは、拙稿「〔令和3年度税制改正〕中小企業事業再編投資損失準備金の手続と税務処理」【前編】、【後編】をお読みください)。
このウェブサイトは創設・改正された税制に関する内容を中心に掲載するものですが、中小企業がM&Aを検討する際の参考になる有益な情報源が含まれますので、今回は、中小企業M&Aの買い手や売り手などの各当事者が、当ウェブサイトから活用できる情報についてご紹介します。
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