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「税理士損害賠償請求」頻出事例に見る原因・予防策のポイント【事例38(財産評価)】 「無道路地として評価できた宅地を不整形地として評価してしまった事例」

被相続人甲(平成21年10月30日死亡)の相続税申告において、接道義務を満たしていない被相続人の居住用宅地(旗竿地)につき、無道路地として評価できたにもかかわらずこれを不整形地として評価してしまった。
これにより、課税価額が過大となり、過大となった課税価額に係る相続税額につき賠償請求を受けた。

#No. 170(掲載号)
# 齋藤 和助
2016/05/26

包括的租税回避防止規定の理論と解釈 【第15回】「不当の解釈」

前回は、不動産関連で否認された事案として、東京地裁平成元年4月17日判決、福岡地裁平成4年2月20日判決、福岡高裁平成11年11月19日判決についてそれぞれ解説を行った。本稿では、不当の解釈として、非同族対比説によるのか、合理的基準説によるのかが、第一審と控訴審、上告審でそれぞれ判断が分かれた事件である明治物産株式会社事件について解説を行う。

#No. 170(掲載号)
# 佐藤 信祐
2016/05/26

さっと読める! 実務必須の[重要税務判例] 【第14回】「ホステス報酬源泉徴収事件」~最判平成22年3月2日(民集64巻2号420頁)~

今回紹介する判例は、パブクラブのホステスの報酬に関する源泉所得税額の計算方法が問題となった事案である。
すなわち、所得税法205条2号、同法施行令322条によれば、支払う報酬の額から、「5,000円に当該支払金額の計算期間の日数を乗じて計算した金額」を控除し、その金額をベースに源泉所得税の額を計算することとなっている。パブクラブ経営者Xは、ホステスに対し、半月ごとに集計して報酬を支払っていたので、5,000円に半月分の日数(約15日)を乗じて、控除額を計算していた。

#No. 170(掲載号)
# 菊田 雅裕
2016/05/26

〈Q&A〉印紙税の取扱いをめぐる事例解説 【第28回】「見積書等に基づく注文書」

【問】当社は飲食業者です。店舗の新築工事を依頼するにあたり、注文書を建築施工業者へ提出しようと思いますが、工事注文書の場合であっても印紙税の課税文書に該当する場合があると聞きました。事例の場合はどうなりますか。

#No. 170(掲載号)
# 山端 美德
2016/05/26

《編集部レポート》 東京税理士会、報道関係者との懇談会(2016・春)を開催~平成29年度税制改正や今後の消費税への対応をテーマに意見発表~

東京税理士会は平成28年5月19日、日本プレスセンタービル内の日本記者クラブにおいて「報道関係者との懇談会2016・春」を開催。各報道関係者に対し平成29年度税制改正意見や今後の消費税への対応について意見発表を行った。

#No. 170(掲載号)
# Profession Journal 編集部
2016/05/26

フロー・チャートを使って学ぶ会計実務 【第26回】「ゴルフ会員権の評価」

ゴルフ会員権の形態は、多くの場合、株式方式と預託金方式に分かれる。株式方式の場合、ゴルフ場でのプレー権を持ち、かつ、株主総会で議決権を行使することができる。一方、預託金方式の場合、 施設利用権として、お金をゴルフクラブの経営(運営)会社に預けることで、ゴルフ場でのプレー権及び預託金返還請求権を持つが、経営に関しては一切関与することはできない。

#No. 170(掲載号)
# 西田 友洋
2016/05/26

金融商品会計を学ぶ 【第21回】「ヘッジ会計②」

今回は「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号。以下「金融商品会計基準」という)及び「金融商品会計に関する実務指針」(会計制度委員会報告第14号。以下「金融商品実務指針」という)におけるヘッジ会計の要件について述べる。
なお、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

#No. 170(掲載号)
# 阿部 光成
2016/05/26

日本の企業税制 【第31回】「組織再編税制の適格要件の見直し」-平成28年度税制改正事項-

3月31日に公布された改正法人税法施行令において、平成28年度税制改正における「組織再編税制の適格要件の見直し」の詳細が明らかとなった。これらの改正は平成28年4月1日以降に行われる組織再編について適用される。

#No. 169(掲載号)
# 小畑 良晴
2016/05/19

企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)の制度解説 【第1回】「国税・地方税にまたがる税額控除の仕組み」

平成28年度税制改正により地方創生応援税制が創設された。いわゆる「企業版ふるさと納税」である。
地方から東京圏への一極集中が続く中、地方を活性化し、人口の減少に歯止めをかけるため、安倍政権は2014年9月以降、「地方創生」をキーワードに、地方対策に取り組んでいる。本制度は、地方への本社機能の移転や拡充を税制面から支援する昨年度の地方拠点強化税制に続く措置と考えることができる。

#No. 169(掲載号)
# 安積 健
2016/05/19

災害義援金等に係る「ふるさと納税」適用上の留意点

平成28年熊本地震の発生を受け、4月20日、総務省より各都道府県に対して、『災害義援金等に係る「ふるさと納税」の取扱いについて(通知)』が発せられた。
税理士にとっても必要となる情報であることから、本稿ではその内容について解説を行う。

#No. 169(掲載号)
# 篠藤 敦子
2016/05/19
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