《速報解説》
法人税法における収益認識に関する取扱い、
返品調整引当金の廃止等会計基準案を受け見直し
~平成30年度税制改正大綱~
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ はじめに
平成29年12月14日、自由民主党と公明党は、「平成30年度税制改正大綱」を公表した。
企業会計基準委員会は、「収益認識に関する会計基準(案)」(企業会計基準公開草案第61号)及び「収益認識に関する会計基準の適用指針(案)」(企業会計基準適用指針公開草案第61号)を公表し、基準化に向けて審議をしているところである。
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「収益認識会計基準(案)を学ぶ」
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- 【第8回】 収益の額の算定① -取引価格に基づく収益の額の算定及び取引価格の算定-
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- 【第10回】 収益の額の算定③ -取引価格の変動-
- 【第11回】 特定の状況又は取引における取扱い①
- 【第12回】 特定の状況又は取引における取扱い②
- 【第13回】 契約資産、契約負債及び債権
- 【第14回】 開示(表示及び注記)
- 【第15回】 適用時期等
実務では、法人税法における収益認識に関する取扱いの動向にも関心が高まってきたところである。
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