内部統制報告制度改訂案のポイントを読み解く
【第2回】
「新たに示された「内部統制とガバナンス及び全組織的なリスク管理」」
~“3つのディフェンスライン"から“3線モデル"へ~
米国公認会計士・公認内部監査人
打田 昌行
前回に続き、「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の改訂について(公開草案)」で示された、内部統制の基本的枠組みに関する改訂におけるポイントを、本稿では読み解いていく。
Ⅰ 内部統制の基本的な枠組みに係る改訂点
内部統制の基本的な枠組みにおいて示された改訂点のうち、新たに言及された①「内部統制とガバナンス及び全組織的なリスク管理」と、サイバーテロの頻繁化によりますます重要になる②「内部統制の基本的要素(情報システムに係るセキュリティの確保)」について分析する。
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