公開日: 2017/04/13 (掲載号:No.214)
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税理士業務に必要な『農地』の知識 【第6回】「耕作権とその税務」

筆者: 島田 晃一

税理士業務に必要な

『農地』知識

【第6回】

「耕作権とその税務」

 

税理士 島田 晃一

 

今回のテーマは「耕作権」である。限られたページの中ですべてを網羅することはできないが、より深い理解の一助となるよう、重要と思われる部分をピックアップし、簡潔に説明していくことにする。

 

1 耕作権の概要と農地基本台帳(農地台帳)

「耕作権」とは、農地の所有者に小作料を支払いその農地を耕作(又は採草放牧地で養畜)する権利をいう。農地法においては第16条から第29条にわたり農地の利用関係の調整の項目において、その取扱いが述べられている。

耕作権を設定、移転、解除するためには、農業委員会又は都道府県知事の許可が必要である。また、その農地に耕作権が設定されているか否かは、農地基本台帳を閲覧して確認する。

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『農地』知識

【第6回】

「耕作権とその税務」

 

税理士 島田 晃一

 

今回のテーマは「耕作権」である。限られたページの中ですべてを網羅することはできないが、より深い理解の一助となるよう、重要と思われる部分をピックアップし、簡潔に説明していくことにする。

 

1 耕作権の概要と農地基本台帳(農地台帳)

「耕作権」とは、農地の所有者に小作料を支払いその農地を耕作(又は採草放牧地で養畜)する権利をいう。農地法においては第16条から第29条にわたり農地の利用関係の調整の項目において、その取扱いが述べられている。

耕作権を設定、移転、解除するためには、農業委員会又は都道府県知事の許可が必要である。また、その農地に耕作権が設定されているか否かは、農地基本台帳を閲覧して確認する。

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連載目次

筆者紹介

島田 晃一

(しまだ・こういち)

税理士・1級FP技能士
島田晃一税理士事務所所長

昭和39年 山梨県出身
昭和63年 早稲田大学 商学部卒
平成5年 税理士試験合格
平成7年 税理士登録
平成22年 東京都練馬区にて税理士として独立開業

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