顧問先の経理財務部門の
“偏差値”が分かる
スコアリングモデル
【第18回】
「棚卸資産管理のKPI
(その② 実地棚卸)」
株式会社スタンダード機構
代表取締役 島 紀彦
はじめに
今回は、棚卸資産管理を構成する複数のKPIから、「実地棚卸」のサービスレベルを評価するKPIを取り上げる。
一般的に、財務報告における実地棚卸の役割は2つある。
まず、数量の確認である。
実際の数量と帳簿の数量を照合し、差異があれば、棚卸減耗費又は売上計上等で帳簿を修正する。
次の役割は、品質の確認である。
棚卸資産の品質を確認し、汚れ、破損、物理的陳腐化、機能的陳腐化、経済的陳腐化、長期滞留品が発見されれば、正味売却価額を切り下げて、収益性の低下を帳簿に反映する。
今回は、実地棚卸で発見された数量差異に関連して、実地棚卸業務の効率性を評価するKPIを取り上げる。
◆KPIの項目◆
〔調査対象業務〕
棚卸資産管理
〔調査対象業務プロセス〕
実地棚卸
〔調査項目〕
実地棚卸における差異認識日から起算して、会計処理確定日までの平均日数は何日ですか。
日数を回答欄に記入してください。
〔回答形式〕
「日数」
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員登録およびログインが必要です。
すでに会員登録をされている方は、下記ボタンからログインのうえ、ご覧ください。
Profession Journalのすべての記事をご覧いただくには、「プレミアム会員(有料)」へのご登録が必要となります。
なお、『速報解説』については「一般会員(無料)」へのご登録でも、ご覧いただけます。
※他にもWebセミナー受け放題のスーパープレミアム会員などがございます。
会員登録がお済みでない方は、下記会員登録のボタンより、ご登録のお手続きをお願いいたします。