顧問先の経理財務部門の
“偏差値”が分かる
スコアリングモデル
【第19回】
「棚卸資産管理のKPI
(その③ 在庫管理)」
株式会社スタンダード機構
代表取締役 島 紀彦
はじめに
今回は、棚卸資産管理を構成する複数のKPIから、「在庫管理」のサービスレベルを評価するKPIを取り上げる。
棚卸資産管理の対象となる資産は、商品、製品、半製品、原材料等、いずれも最終的に販売を予定した流動性の高い資産であり、受払の管理、売れ筋の管理、在庫量の過不足の管理、滞留在庫の管理のあり方が会社の収益や資金繰りを左右すると言っても過言ではない。
そこで、滞留在庫による収益や資金繰りの悪化を予防する観点で重要なKPIを紹介しよう。
◆KPIの項目◆
〔調査対象業務〕
棚卸資産管理
〔調査対象業務プロセス〕
在庫管理
〔調査項目〕
在庫年齢別の在庫管理表を作成する頻度は何日ごとですか。
頻度の日数を回答欄に記入してください。
〔回答形式〕
「日数」
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