顧問先の経理財務部門の
“偏差値”が分かる
スコアリングモデル
【第15回】
「仕入・買掛債務管理のKPI
(その② 仕入値引等対応)」
株式会社スタンダード機構
代表取締役 島 紀彦
はじめに
今回は前回に引き続き、「仕入・買掛債務管理」を構成する業務プロセスから、「仕入値引等対応」を評価するKPIを取り上げる。
「仕入値引等対応」は、いったん受渡しが行われた物品や役務に数量不足や品質不良が発見された場合に発生するため、仕入・買掛債務管理においては特殊業務であるとともに、返品や仕入値引による仕入金額の減額の過程で誤謬や不正が発生しやすい。
そこで、仕入計上の評価の妥当性、資産保全の観点で業務管理が重要となるが、そのような業務管理のサービスレベルを評価するKPIを紹介しよう。
◆KPIの項目◆
〔調査対象業務〕
仕入・買掛債務管理
〔調査対象業務プロセス〕
仕入値引等対応
〔調査項目〕
いったん仕入計上後に発生した仕入値引、返品の発生日から起算して、購買管理情報システムへのデータ入力日までの平均日数は何日ですか。日数を回答欄に記入してください。
〔回答形式〕
「日数」
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