〈IT会計士が教える〉
『情報システム』導入のヒント (!)
【第1回】
「自社に最適な『会計システム』を選定する手順」
公認会計士 坂尾 栄治
-連載に当たって-
この連載は、「日本IT会計士連盟」に所属する者が有志により、企業がさまざまな形態の『情報システム』を導入する際に遭遇し抱え込んでしまう“ありがちな疑問・問題”について取り上げ、その解決の糸口を示すことで、企業がスムーズにそのシステムを導入・運営できるよう手助けすることを目的とする。
筆者は職業柄、企業の成長や企業統合を機に、会計システムの更改を検討する企業のお手伝いをすることが多い。
では、それらの企業が、自社の業務に合った会計システムを選定するために、どのようなことを行っているのであろうか。
▼自社が『やりたいこと』を知る▼
システムを選定するためには、「そのシステムで何ができるのか」を知る必要がある。
しかしそれ以前に、「そのシステムに何をさせたいのか」を知ることのほうが、より重要である。
これには「どのような帳票が出力できる必要があるのか」とか、「どのようなシステムと連携させたいのか」等々、さまざまな要求がある。
乱暴な言い方をすれば、「機能が多いシステム=良いシステム」ということになるが、一般的には機能が多い分、価格も高くなる。このため、たとえ機能が多くても、その中の一部しか使わないのであれば、必要最低限の機能が備えられているシステムを選択したほうが経済的である。
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