〔中小企業のM&Aの成否を決める〕
対象企業の見方・見られ方
【第36回】
「売り手にとって良い第三者の条件とは」
~より良い買い手を見つけてくれる第三者の選び方~
公認会計士・税理士
荻窪 輝明
《今回の対象者別ポイント》
買い手企業
⇒売り手にとって良い第三者の条件を参考に、第三者探しに役立てる。
売り手企業
⇒売り手にとって望ましい第三者像を探し当てるためのヒントを得る。
支援機関(第三者)
⇒売り手に相応しい第三者になるためのヒントを得て、M&Aの助言に役立てる。
その他の対象者
⇒売り手にとって良い第三者の条件を知って、実務に役立てる。
1 「情報」と「ノウハウ」のある第三者が安心
中小企業に限らず、M&Aにおいて、売り手自身が買い手を見つけて、株式譲渡や事業譲渡の交渉を自ら進めるというケースはほぼなく、誰かしらの第三者が介在して成立するのが通常です。このため、M&Aを通じて売却を望む売り手が検討の初期段階で接触する相手は、多くの場合、買い手ではなく、その仲介をする第三者となります。
では、売り手にとってどのような第三者が望ましく、心強いでしょうか。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員登録およびログインが必要です。
すでに会員登録をされている方は、下記ボタンからログインのうえ、ご覧ください。
Profession Journalのすべての記事をご覧いただくには、「プレミアム会員(有料)」へのご登録が必要となります。
なお、『速報解説』については「一般会員(無料)」へのご登録でも、ご覧いただけます。
※他にもWebセミナー受け放題のスーパープレミアム会員などがございます。
会員登録がお済みでない方は、下記会員登録のボタンより、ご登録のお手続きをお願いいたします。