事例でわかる[事業承継対策]解決へのヒント 【第66回】「先代経営者の相続対策の巻き戻し」
私Xは卸売業Y社の2代目社長です。創業者である先代Zより3年前に事業、株式を引き継ぎ、Zは引退しました。昨年、Zは82歳で死亡し、遺産分割や相続税の申告等の手続きは無事に終わりました。Zの存命中は詳細に聞くことはできませんでしたが、以下の通り、Y社の株主は分散し、また、複数の子会社があります。
Zと先代の顧問税理士が一緒になって相続対策を進めてきたようで、実際の承継にあたり、会社規模の割に相続税等のコストは低く抑えられたと聞いています。
ただ、私としては非上場会社なので経営に関与しない株主に決算書を見せたくはありません。また、存在理由の分からない複数の子会社の代表取締役に就任しており、本業に集中できませんの整理していきたいと考えています。
暗号資産(トークン)・NFTをめぐる税務 【第57回】
以下、本信託の法人課税信託該当性を検討する。
頭出しをしておくと、ここで取り扱う主たる法的論点は、法人課税信託の1つである「受益権を表示する証券を発行する旨の定めのある信託」には「受益権を表示する『紙片』を発行する旨の定めがない信託」が含まれるか否か、「証券」には紙片の発行のないものも含まれるか否かという点である。
〔会計不正調査報告書を読む〕 【第163回】ブックオフグループホールディングス株式会社「特別調査委員会調査報告書(公表版)(2024年10月15日付)」
BOGHでは、2024年5月28日、子会社が運営する店舗(B店)につき、アパレル在庫約3,000万円の帳簿残高と実際の在庫残高の差異(以下、「帳在差異」と略称する)が判明したため、BOGHは、同月31日、期末(2024年5月期)の実地棚卸結果の点検を強化することを決定し、ブックオフ事業部へ指示をするとともに、監査法人トーマツに対し、B店に係る前記の事案と、直近で発生したA店に関する不正の疑義がある事案(架空買取による店舗従業員の横領。また、それを隠蔽するための不適切な在庫計上が行われていたというもの)について情報を共有した。
〔まとめて確認〕会計情報の月次速報解説 【2024年11月】
2024年11月1日から11月30日までに公開した速報解説のポイントについて、改めて紹介する。
具体的な内容は、該当する速報解説をお読みいただきたい。
《速報解説》 石川県七尾市及び羽咋郡志賀町につき延長されていた令和6年能登半島地震に係る国税の申告期限が確定~期限は令和7年1月31日~
国税庁は、令和6年能登半島地震の発生を受け、石川県及び富山県に納税地のある個人・法人を対象とした令和6年1月1日以降に到来する国税の申告・納付等の期限を延長する措置を公表しているが、既報のとおり、富山県及び石川県の一部地域についてはすでに延長措置を終了し、引き続き延長措置が講じられている地域は、石川県七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋郡志賀町、鳳珠郡穴水町及び鳳珠郡能登町とされていた。
《速報解説》 「外国税額控除に関する明細書」の記載に誤りがあったとして国税庁より注意喚起~分配時調整外国税相当額控除適用者について外国税額控除額が過大に算出されるケースあり~
国税庁は「外国税額控除に関する明細書」の記載に誤りがあったとして、12月6日付で下記ページを公表し注意喚起を行っている。
《速報解説》 法務省、GM課税制度に係る法人税等の会計処理及び開示に関する取扱いを受け、「会社計算規則の一部を改正する省令案」を公表
2024(令和6)年12月6日、法務省は、「会社計算規則の一部を改正する省令案」を公表し、意見募集を行っている。
《速報解説》 金融庁から「記述情報の開示の好事例集2024」の第2弾が公表される~気候変動関連等の好事例のポイント等を新たに記載~
2024(令和6)年12月5日、金融庁は、「記述情報の開示の好事例集2024(第2弾)」を公表した。
《速報解説》 国税庁、概要・源泉所得税関係の定額減税Q&Aを改訂し外国人技能実習生の源泉徴収票の記載事項を追加
令和6年分の年末調整は年調減税への対応が必要となる中、国税庁は12月5日付で「令和6年分所得税の定額減税Q&A(概要・源泉所得税関係)」を改訂、外国人技能実習生の源泉徴収票の記載方法について内容の見直しを行った(既報の通り前回の改訂は9月)。
monthly TAX views -No.142-「SNS情報のファクトチェックをどうするか」
このように、発信側とユーザー側双方に大きな問題を抱えているにも関わらず、言論の自由に守られて、影響力を拡大していくSNSネット社会であるが、筆者が最大の問題と考えるのは、それが国の政策に大きな影響を及ぼすことである。
