居住用財産の譲渡損失特例[一問一答]
【第19回】
「家屋の所有者に譲渡損失がなく、土地の所有者に譲渡損失がある場合」
-居住用家屋の所有者とその敷地の所有者が異なる場合-
税理士 大久保 昭佳
Q
X(夫)は、Y(妻)と共に9年程前から住んでいたY所有の家屋とX所有の土地を売却しました。Y所有の家屋には譲渡損失は発生しませんでしたが、X所有の土地には譲渡損失が発生しました。
家屋と土地の所有が異なる場合でも、その他の適用要件が具備されている場合は、「居住用財産買換の譲渡損失特例(措法41の5)」を受けることができるでしょうか。
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