公開日: 2019/03/14 (掲載号:No.310)
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税務争訟に必要な法曹マインドと裁判の常識 【第4回】「税務訴訟における裁判所の価値判断①」

筆者: 下尾 裕

税務争訟に必要な

法曹マインド裁判の常識

【第4回】

「税務訴訟における裁判所の価値判断①」

 

弁護士 下尾 裕

 

本稿では、前回より法曹の中でも特に裁判所に焦点を当てて分析を行っているが、今回からは、税務訴訟における裁判所の価値判断(判断の根底にある価値基準)について考えてみたい。

 

1 裁判所の判断の根幹をなす「課税要件明確主義」

裁判所は、特に近年の税務訴訟において、「課税要件明確主義」を重視した判断を行う傾向が顕著である。

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法曹マインド裁判の常識

【第4回】

「税務訴訟における裁判所の価値判断①」

 

弁護士 下尾 裕

 

本稿では、前回より法曹の中でも特に裁判所に焦点を当てて分析を行っているが、今回からは、税務訴訟における裁判所の価値判断(判断の根底にある価値基準)について考えてみたい。

 

1 裁判所の判断の根幹をなす「課税要件明確主義」

裁判所は、特に近年の税務訴訟において、「課税要件明確主義」を重視した判断を行う傾向が顕著である。

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連載目次

筆者紹介

下尾 裕

(しもお・ゆたか)

弁護士・税理士

2006年10月弁護士登録。弁護士法人御堂筋法律事務所(2006年10月~2020年2月。2017年よりパートナー)、2012年7月~2014年7月東京国税局調査第一部調査審理課における国際調査審理官としての勤務等を経て、現在、アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業(弁護士法人アンダーソン・毛利・友常法律事務所)パートナー。

主な取扱業務は、税務、ウェルス・マネジメント、M&A・事業承継、訴訟・紛争解決等。

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