顧問先の経理財務部門の
“偏差値”が分かる
スコアリングモデル
【第9回】
「スコアリングデータから
優秀な会社の傾向を読み取る」
~業務の有効性・効率性スコア~
株式会社スタンダード機構
代表取締役 島 紀彦
はじめに
前回は、優秀な会社の傾向を読み取るにあたり、スコアリングモデルにおける「財務諸表の信頼性スコア」を取り上げた。
今回取り上げるのは、「業務の有効性・効率性スコア」である。なお、今回が本連載における総論部分の最終回となる。
業務の有効性・効率性スコアは、5つの視点のうち、「効率性」、「戦略性」から適切なKPIを抽出して算出されるもので、経理財務部門の業務が効率的に行われており、さらに企業価値の向上に貢献しているレベルを表すスコアである。
では、実際の会社を評価した業務の有効性・効率性スコアから、どのような傾向を読み取ることができるだろうか。
業務の有効性・効率性スコアの全体分布
今回も、平成18年に行った134社によるスコアリングデータを紹介する。母集団は134社である(図表11)。
図表11 スコアリングモデルに参加した会社 (再掲)
※画像をクリックすると、別ページでPDFファイルが開きます。
まず、134社の業務の有効性・効率性スコアの分布を見ていただきたい(図表20)。
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