〔中小企業のM&Aの成否を決める〕
対象企業の見方・見られ方
【第26回】
「「中小PMIガイドライン」を積極活用しよう」
~その1:失敗事例から学ぶ①~
公認会計士・税理士
荻窪 輝明
《今回の対象者別ポイント》
買い手企業
⇒M&Aの目的や、PMIにかけられる経営資源等に応じて、「中小PMIガイドライン」の必要な取組を参照する。
売り手企業
⇒M&Aの目的や、PMIにかけられる経営資源等に応じて、「中小PMIガイドライン」の必要な取組を参照する。
支援機関(第三者)
⇒支援先の企業が円滑に事業を引き継ぎ、M&Aの目的やシナジー効果等を実現するために必要な助言ができるように、「中小PMIガイドライン」を参照する。
その他の対象者
⇒M&Aの目的や、PMIにかけられる経営資源等に応じて、「中小PMIガイドライン」の必要な取組を参照する。
1 「中小PMIガイドライン」の公表
2022年3月17日に中小企業庁が取りまとめ公表した「中小PMIガイドライン」は、主に中小企業M&Aの譲受側(買い手)が、M&A後のPMIの取組を適切に進めるための手引きとして策定されたもので、PMIに関するはじめてのガイドラインです。
PMIというのは、Post Merger Integration(ポスト・マージャー・インテグレーション)の略語で、主にM&A成立後に行われる統合作業を指します。
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