〔中小企業のM&Aの成否を決める〕
対象企業の見方・見られ方
【第33回】
「M&A後にできる買い手の努力」
~工夫して売り手を補い、M&A後の成長を目指す~
公認会計士・税理士
荻窪 輝明
《今回の対象者別ポイント》
買い手企業
⇒M&A後に買い手の力でM&Aを成功に導くためのヒントを得る。
売り手企業
⇒買い手にM&A後の経営を託せるのかを考えるヒントにする。
支援機関(第三者)
⇒M&A後に期待できる買い手の努力を踏まえて、M&Aの助言に役立てる。
その他の対象者
⇒M&A後の買い手に期待できるポイントを理解する。
1 妥協を成長に変えるための買い手の工夫
中小企業のM&Aにおいて、満足、納得のいくM&Aはどれほど実現するでしょうか。そのような声を拾う場は多くないのではっきりとしたことはわかりませんが、買い手を例にとると、おそらくは相当のケースで、コスト面にせよ、条件面にせよ、意思決定には妥協を伴って、場合によっては妥協に妥協を重ねて、それでも何とかなるさと前向きに捉えてM&Aをするケースは少なくないように思います。
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