〔中小企業のM&Aの成否を決める〕
対象企業の見方・見られ方
【第52回】
「売り手企業の価額はどうやって決まるか・決めるか(前編)」
~妥当な価額を求める手法~
公認会計士・税理士
荻窪 輝明
《今回の対象者別ポイント》
買い手企業
⇒M&Aの価額を前提に売り手を見る際の手がかりを得る。
売り手企業
⇒M&Aの価額を前提にM&Aに備えた企業活動をする際のヒントを得る。
支援機関(第三者)
⇒M&Aの価額の視点を頼りに買い手・売り手に対する助言に活かす。
その他の対象者
⇒M&Aの価額の視点から買い手・売り手の見方を知る。
今回から2回にわたって、中小企業庁が2023年9月に改訂版を公表した「中小M&Aガイドライン(第2版)」(以下、「ガイドライン」といいます)の内容を参考にしながら、中小M&Aの「価額」視点で、相手の見方・見られ方を考えます。
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