〔中小企業のM&Aの成否を決める〕
対象企業の見方・見られ方
【第8回】
「買い手が好意を抱く「売り手の外見」」
~その3:企業の概況~
公認会計士・税理士
荻窪 輝明
《今回の対象者別ポイント》
買い手企業
⇒買い手が意識したい売り手企業の概況と見方を知る。
売り手企業
⇒売り手企業の全体像が買い手からどう見えているかを知る。
支援機関(第三者)
⇒買い手の見方を知ってM&A当事者への支援に活かす。
その他の対象者
⇒買い手側の立場からM&A対象企業の見方のポイントをつかむ。
1 中小企業M&Aの重要性を再認識する
コロナ禍によって足元の経営環境が著しく変化した中小企業の状況を踏まえて、【第4回】から【第7回】までの各回では《特別編》として、コロナ禍の環境下における中小企業のM&Aについて買い手・売り手・第三者それぞれの視点から見方・見られ方のポイントに触れてきました。今回から再び、通常の環境下における中小企業M&Aの対象企業の見方・見られ方を取り上げます。
コロナ禍は中小企業の多くの経営者に今後の経営や事業のあり方の見直しを迫るものとなりましたが、なかでも高年齢の経営者にとっては、これから事業承継の1つの手段としてM&Aが視野に入る可能性があります。
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