《速報解説》 四半期財務諸表に関する会計基準の改正(公開草案)について
平成26年2月25日付で、 企業会計基準委員会は次の公開草案を公表した。
① 「四半期財務諸表に関する会計基準(案)」(企業会計基準第12号の改正案)
② 「四半期財務諸表に関する会計基準の適用指針(案)」(企業会計基準適用指針第14号の改正)
《速報解説》 「監査基準の改訂について」(確定版)の公表
企業会計審議会は平成26年2月18日付で「監査基準の改訂に関する意見書」を公表し、確定版の「監査基準の改訂について」(以下「改訂監査基準」)が明らかとなった。
《速報解説》 でんさいネットによる残高証明書発行(定例発行方式)のサービス開始
平成26年2月24日、株式会社全銀電子債権ネットワーク(通称、でんさいネット)は、同日から、定例発行方式による残高証明書発行サービスを開始すると発表した。
でんさいネットのホームページでは、従来から、電子記録債権の会計処理などに関する実務上の問題について情報提供を行っている。
以下、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。
《速報解説》 「中小企業の会計に関する指針(平成25年版)」の公表について
平成26年2月3日付で、日本公認会計士協会、日本税理士会連合会、日本商工会議所及び企業会計基準委員会から、「中小企業の会計に関する指針」(以下「中小会計指針」)の「平成25年版」が公表された。
《速報解説》 監査基準委員会報告書800「特別目的の財務報告の枠組みに準拠して作成された財務諸表に対する監査」等に係るQ&A(公開草案)について
平成26年1月27日付で、日本公認会計士協会(監査基準委員会)は、次の監査基準委員会報告書に関するQ&A(以下「Q&A」という)を公開草案として公表した。①及び②は、「監査基準の改訂について(公開草案)」(平成25年11月19日、企業会計審議会)を踏まえたものであり、平成26年1月14日まで意見募集が行われていた。
Q&Aは、上記①及び②の公開草案の理解に資するため、当該監査基準委員会報告書に含まれている要求事項や適用指針の趣旨、あるいは文例の背景説明についてとりまとめたものである。
《速報解説》 「連結の範囲及び持分法の適用範囲に関する重要性の原則の適用等に係る監査上の取扱い」等の改正
平成26年1月14日付で、日本公認会計士協会は次の実務指針等を公表した。
これらの改正は、平成25年9月に企業会計基準委員会から公表された「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号)等の改正を受け、現行の会計基準等との整合性を図るためのものである。
《速報解説》 単体開示の簡素化に関する財務諸表等規則等の改正(公開草案)
平成26年1月14日、金融庁は「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令(案)」等を公表した。
《速報解説》 「新規・成長企業へのリスクマネーの供給のあり方等に関するワーキング・グループ」報告書について
平成25年12月25日、金融審議会「新規・成長企業へのリスクマネーの供給のあり方等に関するワーキング・グループ」から「金融審議会 新規・成長企業へのリスクマネーの供給のあり方等に関するワーキング・グループ報告」が公表された。
《速報解説》 経団連モデルの改訂について~会社法施行規則及び会社計算規則による株式会社の各種書類のひな型(改訂版)
平成25年12月27日、一般社団法人 日本経済団体連合会 経済法規委員会企画部会は「会社法施行規則及び会社計算規則による株式会社の各種書類のひな型(改訂版)」を公表した。
いわゆる経団連モデルの改訂である。
《速報解説》 「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」の解説
平成25年12月25日、企業会計基準委員会は「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第30号)を公表した。
これは、従業員の福利厚生に資するために、信託を利用して自己株式を取得する取引が行われており、実務上、日本版ESOP(Employee Stock Ownership Plan)などと呼ばれることがある取引を取り扱うものである。これにより、平成25年7月2日の公開草案が確定することになる。
